院長Dr.石井の美容ブログ
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目元の若返り part1

上まぶたは顔の中でも最も早く老化が表れる箇所の一つです。理由は以下が挙げられます。
1) 皮膚が薄い
2) まばたきにより常に皮膚に負担がかかる
3) 目元の骨(眼窩)の変化

一つ一つ解説していきましょう。

まず1)の「皮膚が薄い」ですが、皮膚が薄いことによって外的な刺激を受けやすくなります。外的な刺激とは紫外線や手で目をこする行為、またアイメイクなどです。アイメイクをオフすることも大きな負担となります。

2)のまばたきですが、私たちは一日何回くらいまばたきをするか知っていますか?まばたきの平均回数は、なんと一日に約2万回。まぶたの動きによって皮膚は伸びたり縮んだりするため、常に負担がかかっている状態になっています。

3)目元の骨は眼窩(がんか)といい、眼球を囲むような形をしています。骨は常に新しい骨と入れ替わっていますが、30代を超えると新しく出来る骨量よりも破壊される骨量の方が増え、骨は徐々に少なくなります。顔の他の部位の骨の場合は微量に変化してもその上に筋肉や脂肪があるため、その変化はほとんど目立ちません。しかし眼窩の場合は球状(ソケット状)なので骨が少なくなるとソケットのスペースは増え、結果的に眼球は後方に移動しまぶたの皮膚は余るためタルミが起こるのです。

当院には目元の相談に来られる方が非常に多いですが、若い方から70代の方まで、幅広い年代の方がいらっしゃいます。10代、20代の方ならば二重の目的は「きれいになりたい」や「かわいくなりたい」ですが、30代以降では「きれいになりたい」と同時に「若返りたい」という潜在的な要求もあると思います。
美容外科医としては潜在的な要望まで答えられるように、まぶただけを見るのではなく、まぶたのタルミが解消された後のバランスまで考えるべきだと思っています。このバランスを考えることは美容外科医や形成外科医としてのセンスの見せ所です。

以上のことを踏まえて、今回は「顔のバランスの重要性」がよく分かる症例を紹介します。

【症例】
単純に「二重にしたい」という希望で来院されたモニターさんですが、術前の写真の段階ではあえて年齢は伏せておきます。
二重術 埋没法術前

(術前)

ご覧のようにまぶたの皮膚はタルミがあり、額には横シワ、下まぶたには薄いクマがあります。単に「二重にする」だけではなく、この辺りの解消も考えて施術を行いました。
二重術 埋没法術前

(術後 1か月)

施術はフォーエバーブリリアント埋没法のみを行いましたが、二重になったことによりまぶたのタルミが無くなりました。また、瞼板固定法の埋没法により目が開きやすくなったので眉毛を上げる必要がなくなり、額の横シワも解消されています。術後の写真だけを見れば年齢に違和感はないと思いますが、この方の年齢は20歳です。術前の写真よりもだいぶ若くなった印象ですが、実際は年齢相応になっただけなのです。20歳なので当然その他の若返り施術は必要はありません。このように、顔には年齢的なバランスも重要であると考えています。

【フォーエバーブリリアント埋没法のリスク】
・二重の消失
・縫合糸膿瘍等の感染症
・埋没した糸の透見(皮膚から透けて見える)、
・目の異物感
・左右差等

【フォーエバーブリリアント埋没法の副作用】
1.術後の腫脹 大きな腫れは4~5日程度、小さな腫れは2週間程度あります。
2.内出血 術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。 3.目の違和感 術後1週間程度は目が引っ張られる感じがあります
4.ドライアイ 術後は目の開きが大きくなるため眼球の乾燥感が出現する可能性があります。 5.術後痛み 手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。

【フォーエバーブリリアント埋没法 リスクと副作用に対する予防】
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫脹を軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。左右差に対しては術前に十分なシミュレーションを行いご本人が納得した状態で施術を受けるように取り組んでいます。


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