院長Dr.石井の美容ブログ

ナチュラル埋没法(2点留め)で幅広二重のハーフ顔に。

Recently updated on 9月 17th, 2019 at 10:09 am

「憧れの二重になるなら、幅広の二重にしたい」とご希望の方がいらっしゃいます。幅広の二重にすることは、ハーフの目元に近づけることができ、特に若い女性に人気の二重ラインです。日本人の顔は西洋人と比較して骨格に凹凸がなく平坦です。西洋人は、額の骨(眉毛部分)が前にでて立体的な骨格をしています。さらに幅の広い平行二重で目と眉の間隔、目と目の間隔が狭いのが特徴です。
日本人の骨格にこの西洋人の特徴を組み合わせることで、ハーフのような目元になります。そこで、ハーフっぽい目元をご希望の場合は、埋没法で幅広の平行二重の施術をします。
しかし、日本人の骨格の場合、まぶたの脂肪の量、蒙古ひだの発達状況によって、幅が広すぎる二重は、無理が生じたり、似合わなかったりするケースがあります。カウンセリング時にご希望を伺い、実際に特別な道具で二重のシミュレーションを行い、お似合いにならない場合やどうしても無理が生じる場合は、ハッキリとお伝えし、患者様と一緒に二重のラインを決めていきます。
当院が行っている埋没法は、1本の糸で内側から四角く1点だけ留める「イージースクエア埋没法」、まぶたを2点か3点で留める「ナチュラル埋没法」、複数の糸を複雑に絡めてコブを作っていく「フォーエバーブリリアント埋没法」の3種類あります。幅広の二重のラインをご希望の場合、しっかりと固定でき、深く美しいラインを長期間キープできるフォーエバーブリリアント埋没法をお勧めしています。

20代のモニターさんです。かなり広い平行二重をご希望でした。固定力が強く、ハッキリとした二重が長期間維持できるフォーエバーブリリアント埋没法をお勧めしたのですが、ナチュラル埋没法(2点留め)を強くご希望でした。診察させていただいた結果、ナチュラル埋没法(2点留め)でも幅広の二重ラインを綺麗にデザインできると判断できたため、ナチュラル埋没法で施術いたしました。

<術前>
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もともと一重できつい印象を持たれてしまうことをお悩みでした。まぶたの脂肪の状態、皮膚の厚さ、蒙古ひだの状態を診察させていただき、ご希望のナチュラル埋没法(2点留め)でも幅広の二重ラインを作ることが可能だと判断できました。

<術後3か月>

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ナチュラル埋没法(2点留め)でご希望の幅広の二重になりました。素顔では幅が広すぎる印象を持ちますが、メイクをすると目元が立体的になり、華やかなハーフのようなお顔立ちになります。

今回の施術は、ナチュラル埋没法(2点留め)で施術いたしましたが、2点でしか留めていないため二重のラインが薄くなってしまう可能性があります。長期間くっきりとしたラインをキープしたければ、やはりフォーエバーブリリアント埋没法がおすすめです。

【ナチュラル埋没法によるリスク】
二重の消失、縫合糸膿瘍等の感染症、埋没した糸の透見(皮膚から透けて見える)、目の異物感等

【ナチュラル埋没法による副作用】
1.術後の腫脹
大きな腫れは4~5日程度、小さな腫れは2週間程度あります。
2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
3.目の違和感
術後1週間程度は目が引っ張られる感じがあります。
4.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。

【リスクと副作用に対する予防】
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫脹を軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。

【料金(税別)】
2点
片目…¥50,400、両目…¥84,000
3点
片目…¥75,600、両目…¥126,000

▼ナチュラル埋没法 https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/eye/maibotsu/natural/


※記事の内容・金額については掲載当時のものになります。施術の詳細については各院までお問合せください。
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著者紹介

大塚美容形成外科 総院長
大塚院院長
大塚院金沢院京都院銀座院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士
大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ 大塚美容外科 石井 秀典医学博士 インスタグラム
略歴
2000年 帝京大学医学部 卒業
2000年 帝京大学医学部形成外科 入局
2005年 杏林大学病院 形成外科 入局
2006年 大塚美容形成外科 入局
2006年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容外科・形成外科歴 23年

所属学会・団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会会員
取得専門医
日本美容外科学会専門医(日本美容外科学会(JSAPS)認定)
日本形成外科学会専門医
医学博士
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