札幌院院長Dr.武田のブログ

ミニリフト2

昨年の11月20日にブログで紹介させて頂いたミニリフトのモニター様が3ヶ月診断でご来院されました。

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30代の女性で、首のたるみが軽度なことからミニリフトを選択。

当院の切開線は耳垂と呼ばれる耳たぶの前以外は傷が外に露出しないのが特徴です。

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手術の翌日。特に大きな腫れは認められません。

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当院の切開線。総院長の阪田先生の手から私の手へと伝授された方法です。

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頬のもったりとした感じ、鼻唇溝のラインが浅く、フェースラインのシャープさも回復しています。

何よりも大切なのは、患者様のご意見。

「本当にやって頂いて良かったです」

美容外科医で良かったと感じる瞬間です。

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傷が無い!

気づかない?

くだらない、札幌医科大学の形成外科の先輩がよく口にしていた言葉です。

他院の切開線を見ると、少し前過ぎる、目立つな、と思うことがあります。

極端に前でなければ、修正も可能な場合が多いので、ご相談頂ければと思います。

【ミニリフトによるリスク】
感染症、皮下出血、傷跡、顔面神経麻痺

【ミニリフトによる副作用】
1.術後の腫脹
大きな腫れは1週間程度、小さな腫れは2週間程度あります。
2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
3.傷跡
傷跡は術後1~2か月程度赤くなります。
3.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。

【リスクと副作用に対する予防】
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤の点滴と内服を開始します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。手術当日は入院となるので点滴や筋肉注射による鎮痛剤も使用できます。術後の腫れを抑えるために包帯による圧迫を行います。また、目周りの腫れを抑えるために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。

【皮下出血のリスクに対して】
ミニリフトでは皮膚の下を剥がしてタルミを引き上げるため術後に皮下出血をおこす可能性があります。ドレーンの挿入と包帯による圧迫で皮下出血を予防しています。

【傷跡に対して】
当院で行うミニリフトではSMASを引き上げることによりタルミを改善させるため皮膚を引き上げることは行いません。皮膚の切除はタルミを改善した状態で余っている分の切除しか行わないため傷に対する力がかからない状態となります。傷に力がかからない状態で縫合するので傷跡は目立ちにくくなります。

【顔面神経麻痺のリスクに対して】
SMASの下には耳下腺があります。耳下腺の中には顔面神経が通っています。ミニリフトの手術では耳下腺を超えない範囲での手術となるので顔面神経を傷つける可能性は少ないです。

【料金(税別)】
¥500,000

▼ミニリフト https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/skin/minilift/

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※記事の内容・金額については掲載当時のものになります。施術の詳細については各院までお問合せください。

著者紹介

札幌院院長札幌院

武田 昇Noboru Takeda M.D.

札幌院院長 武田 昇 大塚美容外科 札幌院 ドクター武田ブログ
略歴
1990年 札幌医科大学 卒業
1990年 札幌医科大学附属病院皮膚科形成外科 入局
1993年 札幌形成外科病院 入局
1996年 旭川赤十字病院 入局
1998年 大塚美容形成外科 入局

美容形成外科歴 32年

所属学会・団体
国際形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本形成外科学会専門医
皮膚腫瘍外科指導専門医
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