札幌院院長Dr.武田のブログ

埋没重瞼は若者だけのものではない?

2月、3月は進学、就職の季節。

大塚美容形成外科札幌院にも連日、二重瞼の形成を希望される患者様が、大勢いらっしゃってます。

圧倒的に若年層が優勢で、大学生4、高校生3、中学生2、位の割合でしょうか。

小学生の二重の患者様は、今年はまだ。

ところで、埋没重瞼の手術は何才まで可能でしょうか?

答えは、『患者様の状況による。80才を超えた患者様でも埋没は可能です。』

条件は、眉毛を抑えて額を動かない状態にしても、十分に目が開けられること。

極端な、余剰皮膚が存在しないこと。

この二点をクリアできれば、90才を超えても可能です。

今朝のテレビで、80代の男性のフルマラソンランナーを拝見しました。

肉体年齢は、人によって異なり、一概に年齢で手術の内容を決定するのはナンセンス、と言うより時代遅れでしょう。

当院で施術させていただいた53才女性の、フォーエバー法による術後経過を供覧させていただきます。

 

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手術前、1週間後、1ヶ月後。

1週間後では右目の腫れがまだ強く、瞼の開き方もまだ十分ではないので、結果、二重の幅が広く額の筋肉が補助的に上瞼を上げるために働いて、眉毛が右だけ上がった状態です。

腫れが消失すれば瞼が開くと判断。

1ヶ月後には、眉の位置も揃い、二重の幅もほぼ同じになっています。

ただ、患者様は、『カクカクした感じがする。』と訴えられていました。

二重の流れがスムーズさに欠けるという意味で、よく理解できます。

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手術後、3ヶ月経過。

よく観察すると、右目の内側にかすかにカクカクした不自然さが残っていますが、ほぼ落ち着いた状態に仕上がりました。黒目もすっきり露出しています。

患者様からは、特に訴えはなく、何か困ったことがあればご連絡いただくことに。

『埋没重瞼は若者だけのものではない』

そんな二重の季節の独り言でした。

【フォーエバーブリリアント埋没法によるリスク】
二重の消失、縫合糸膿瘍等の感染症、埋没した糸の透見(皮膚から透けて見える)、目の異物感、左右差等

【フォーエバーブリリアント埋没法による副作用】
1.術後の腫脹
大きな腫れは4~5日程度、小さな腫れは2週間程度あります。
2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
3.目の違和感
術後1週間程度は目が引っ張られる感じがあります。
4.ドライアイ
術後は目の開きが大きくなるため眼球の乾燥感が出現する可能性があります。
5.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。

【リスクと副作用に対する予防】
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫脹を軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。左右差に対しては術前に十分なシミュレーションを行いご本人が納得した状態で施術を受けるように取り組んでいます。

【料金(税別)】
フォーエバーブリリアント埋没法 3点連結(5年保証)片目…¥90,000 両目…¥150,000
4点連結(10年保証)片目…¥150,000 両目…¥250,000

▼フォーエバーブリリアント埋没法 https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/eye/maibotsu/forever/

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※記事の内容・金額については掲載当時のものになります。施術の詳細については各院までお問合せください。

著者紹介

札幌院院長札幌院

武田 昇Noboru Takeda M.D.

札幌院院長 武田 昇 大塚美容外科 札幌院 ドクター武田ブログ
略歴
1990年 札幌医科大学 卒業
1990年 札幌医科大学附属病院皮膚科形成外科 入局
1993年 札幌形成外科病院 入局
1996年 旭川赤十字病院 入局
1998年 大塚美容形成外科 入局

美容形成外科歴 32年

所属学会・団体
国際形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本形成外科学会専門医
皮膚腫瘍外科指導専門医
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