院長Dr.石井の美容ブログ

加齢によるお顔全体のたるみを約30分で解決

年齢を重ねるとともに気になってくるのが、「たるみ」です。たるみは、実際の年齢より老けて見えたり、疲れているように見えたり、マイナスのイメージにつながることが多いです。

加齢によるたるみの原因は、大きく分けて二つ考えられます。
1. 加齢によって肌の弾力が低下する
コラーゲンやエラスチンなど、真皮層で肌のハリを支えている成分量が減少したり、質が変化したりして、ばねのような役割を果たすことができなくなり、肌の弾力がなくなります。

2. 顔の筋肉力の低下
顔には、喜怒哀楽などを作る表情筋、眉毛を動かす皺眉筋(すうびきん)、目を閉じるための眼輪筋などたくさんの筋肉があります。年を重ねることによってこれらの筋力が衰えていきます。
特に、年齢とともに代謝が衰え皮下脂肪は、減少していきます。筋力の低下に伴い重力の影響で脂肪が下がってしまいます。
特に表情筋は、皮膚に停止部を持つため表情筋の衰えは、お顔のたるみに直結した要因になります。
この他にも、肌の乾燥、紫外線、喫煙やストレスなどの生活習慣も老化につながり、たるみの原因になります。

60代後半のモニターさんです。もともと美容には気を遣っていらっしゃる患者様なのですが、加齢によるたるみだけはご自身で解決できないとおっしゃっていました。

たるみの治療は糸を使ったリフト術なども有名ですが、今回のモニターさんの場合は顔面のボリュームロスがタルミの原因だと判断されたため、ヒアルロン酸注入をお勧めしました。ヒアルロン酸による若返り術は、施術時間が約30分程度と短くダウンタイムもほとんどないため気軽に受けられるプチ整形として人気が高い施術です。

ヒアルロン酸の注入方法もいろいろありますが、当院では異なるヒアルロン酸を組み合わせて注入するビスタシェイプを導入しています。

<【ビスタシェイプ】における注入箇所(アラガン社パンフレットより>

もちろん、医師は、患者様の骨格や脂肪のつき方を考慮して、お顔全体のバランスを見ながらヒアルロン酸を注入していきますから、この通りに注入するとは限りません。

当院で人気の高いヒアルロン酸は、アラガン社のジュビダームビスタシリーズです。昨年12月に発表されたアジュビダームビスタボリューマXCは、持続性が約2年間と長いのが特徴です。今までのジュビダームビスタのシリーズは、HYLACROSS技術で製造されたヒアルロン酸で肌にできたシワや溝を改善することに適しています。ジュビダームビスタボリューマXCは、進化したVYCROSS技術を用いて製造されたヒアルロン酸で、お顔のボリュームアップに適しています。
ビスタシェイプは、この両方のヒアルロン酸の特徴を最大限に利用した注入方法で、タルミにより生じたボリュームの改善とシワの改善を同時に行うことができます。

<術前>

特に目の下のたるみによる影(クマのように見えてしまっている)が、老け顔に見えてしまうことを気にされていました。

<術後2週間>

気にされていた目の下の窪みが大きく改善されています。口元のシワも浅くなり全体的に若々しく見えるようになりました。

【ヒアルロン酸注入によるリスク】
感染症、注入した部位の皮膚の不整、皮下出血、皮膚壊死

【ヒアルロン酸注入スによる副作用】
1.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
2.針孔の赤み
ヒアルロン酸注入は注入部位に針を刺すので針孔が赤くなります。赤みは2~3日で消失します。

【リスクと副作用に対する予防】
皮膚の浅い部分にヒアルロン酸を注入すると内出血をおこす可能性があります。注入時と注入直後に圧迫止血を行うことにより内出血を抑えることができます。

【針孔の赤みに対して】
針を皮膚に刺すことにより炎症反応がおきるため皮膚が赤くなります。炎症反応を抑える目的で注入直後はステロイド含有軟こうを使用します。また、注入直後のアイシングも有効です。

【注入時の痛みに対して】
麻酔クリームにより針を刺す痛みを軽減することができます。注入する部位によってはブロック麻酔を使うこともできます。

【感染症に対して】
ヒアルロン酸注入による感染症は非常に少ないですが、万が一、感染症が起きた場合には抗生剤の内服治療を行います。

【注入した部位の皮膚の不整に対して】
皮膚の不整とは注入した部位の皮膚がミミズばれのように「でこぼこ」が出来てしまった状態です。皮膚の厚みに合わせて注入する深さ、使用するヒアルロン酸を調節することが必要です。

【皮下出血に対して】
下まぶたは血管の多い部位なので針を何回も刺入すると血管から出血する可能性があります。当院ではカニューレ針という鈍針を使用して血管を傷つけないようにして注入しています。

【皮膚壊死に対して】
ヒアルロン酸の注入は皮下脂肪の深さか骨上の深さに注入しますが、誤って筋層内の深さに注入すると筋層内を通る血管内に入ってしまう可能性もあります。血管内に多くのヒアルロン酸を注入すると皮膚壊死を招く恐れもあります。顔面の正確な解剖を理解していることと丁寧な注入手技が必要となります。また、皮膚壊死は血管が詰まっても直ぐに壊死が起きるわけではありません。2~3日の経過で壊死が進行するので、注入直後の診察で皮膚壊死が疑われた場合にはヒアルロン酸を溶解することで皮膚壊死を予防することもできます。

【料金(税別)】
Vシェイプ
ボリューマXC(1本・1ml)…¥100,000 厚生労働省認可、長期持続型
ボリフトXC(1本・1ml)…¥100,000 厚生労働省認可、長期持続型

ジュビダームビスタ(アラガン社)
ウルトラ(1本・1ml)…¥80,000 厚生労働省認可
ウルトラプラス(1本・1ml)…¥80,000 厚生労働省認可
ボリューマXC(1本・1ml)…¥100,000 厚生労働省認可、長期持続型
ボリフトXC(1本・1ml)…¥100,000 厚生労働省認可、長期持続型

ベロテロ(メルツ社)
ソフト(1本・1ml)…¥80,000 FDA認可
バランス(1本・1ml)…¥80,000 FDA認可

レスチレン(ガルデルマ社)
レスチレンリド(1本・1ml)…¥80,000 厚生労働省認可
レスチレン リフト リド(1本・1ml)…¥80,000 厚生労働省認可
ビタールライト(1本・1ml)…¥80,000
スキンブースター(1本・1ml)…
1cc…¥60,000、2cc…¥100,000、1cc×3回…¥150,000、2cc×3回…¥250,000

クレヴィエル(AESTRA社)
1本・1ml …¥80,000
ゼオミン(メルツ社)1回・1部位…¥80,000

▼ヒアルロン酸注入 https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/skin/shiwatori/


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著者紹介

大塚院院長大塚院金沢院京都院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士 大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ
略歴
平成12年 帝京大学医学部 卒業
平成12年 帝京大学医学部形成外科 入局
平成17年 杏林大学病院 形成外科 入局
平成18年 大塚美容形成外科 入局
平成18年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容形成外科歴 19年

所属学会・団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本美容外科学会専門医(日本美容外科学会(JSAPS)認定)
日本形成外科学会専門医
医学博士
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