院長Dr.石井の美容ブログ

施術部位の状態に合わせてヒアルロン酸の使い分けが大切

Recently updated on 9月 9th, 2019 at 03:11 pm

若返りのプチ整形で人気の高いヒアルロン酸注入。ヒアルロン酸はもともと体内にある成分なので安全性が高いのも人気の秘密だと思います。

加齢に起因するゴルゴライン、ほうれい線、マリオネットライン、額のシワといった深いシワから、目の上や下のくぼみ、目や口の周りの小さなシワまで、お顔のエイジングケアに関するお悩みは多種多様です。

それらを一度のヒアルロン酸注入で解消するには、目的に合わせたヒアルロン酸が必要不可欠です。そのため、美容外科では種類のヒアルロン酸を取り揃えているところが多いです。

当院にはお顔に注入するヒアルロン酸だけでも

・ジュビダームビスタ・ウルトラ

・ジュビダームビスタ・ウルトラプラス

・ジュビダームビスタ・ボリューマXC

・ベロテロ(BELOTERO)ソフト

・ベロテロ(BELOTERO)バランス

・レスチレンリド

・パーレーンリド

・ビタールライト

・スキンブースター

・クレヴィエル(CLEVIEL)

と、たくさんあるヒアルロン酸の中から高品質で、安全性や有効性が高いものを選びました。

それぞれ、硬さ、粘稠性、凝集性、組織親和性、吸水性、形成性、濃度、リフト力、持続性などが異なります。診察時にご希望の注入部位を確認、症状や程度を見極め、ヒアルロン酸を選び、適量を正しい位置に注入すること、そして医師の経験値と技量が美しい仕上がりを決定づけます。

メーカーが目安として出している適応箇所は下記の通りです。

・ジュビダームビスタ・ウルトラ→細かいしわや浅いほうれい線など

・ジュビダームビスタ・ウルトラプラス→深いしわ、ほうれい線、マリオネットラインなど

・ジュビダームビスタ・ボリューマXC→加齢に伴うボリュームロスなど

・ベロテロ(BELOTERO)ソフト→目元の小じわ、涙袋、口元の小じわなど

・ベロテロ(BELOTERO)バランス→額、ほうれい線、口元のしわなど

・レスチレンリド→細かいしわやほうれい線に

・パーレーンリド→深いしわやほうれい線などに

・ビタールライト→目の下、首、手の甲、デリケートな部分に

・スキンブースター→デリケートな部分に。インジェクターを使用してビタールライトを注入

・クレヴィエル(CLEVIEL)→鼻、顎、ゴルゴラインなど

当院で使用しているヒアルロン酸で一番持続性があるものは【ジュビダームビスタ・ボリューマXC】です。個人差はありますが持続性は約24か月と、とても長いヒアルロン酸です。

患者様の中には、ヒアルロン酸についてネットなどで調べてからお越しになる方も多く「持続性のあるジュビダームビスタ・ボリューマXCでお願いします!」とおっしゃっていただくケースもあります。ジュビダームビスタ・ボリューマXCは、シワの治療というよりも、お顔のボリュームロスを改善するような構造をしているヒアルロン酸のため、ご希望の注入部位が、ジュビダームビスタ・ボリューマXCに適応しない症状の場合もあります。

当然のことながら、カウンセリングで診察させていただいてから、患者様おひとりおひとりの症状やご希望に合わせたヒアルロン酸をお選びおすすめするようにしておりますので、ヒアルロン酸選びは医師にお任せいただければと思います。

▼ヒアルロン酸注入/https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/skin/shiwatori/


※記事の内容・金額については掲載当時のものになります。施術の詳細については各院までお問合せください。
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著者紹介

大塚美容形成外科 総院長
大塚院院長
大塚院金沢院京都院銀座院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士
大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ 大塚美容外科 石井 秀典医学博士 インスタグラム
略歴
2000年 帝京大学医学部 卒業
2000年 帝京大学医学部形成外科 入局
2005年 杏林大学病院 形成外科 入局
2006年 大塚美容形成外科 入局
2006年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容外科・形成外科歴 23年

所属学会・団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会会員
取得専門医
日本美容外科学会専門医(日本美容外科学会(JSAPS)認定)
日本形成外科学会専門医
医学博士
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