Recently updated on 8月 27th, 2019 at 07:17 pm
先日は歯科の医局会を行いました。
全員歯科の先生方です。
私は医師なので専門的なことはわかりませんが、勉強のために参加しました。
最初に新製品の説明があり、二名の先生方から症例発表、
藤巻先生からは「all on 4(オールオンフォー)」についての
勉強会をして頂きました。
美容歯科と一般歯科の大きな違いは保険治療を行うかどうかだと思います。
保険治療では使用できる材料に制限があるため外見的な仕上がりは
美容歯科の方がきれいですが、治療費も高くなってしまいます。
しかし、歯並びや歯の色というのはとても大切だと思います。
人間が初対面の相手に対して第一印象を決める時間は3~5秒だそうです。
しかもそのうちのほとんどが視覚的な情報で決めているようです。
ということは「はじめまして○○です。よろしくお願いします。」
という挨拶のなかで第一印象が決まってしまうということです。
挨拶の最後には軽い会釈が入ると思いますが、
その時の笑顔で出てくる歯はとても重要だということです。
自然な色合いで歯並びがきれいだったら、嫌に思う人はいないと思います。
逆に乱れた歯並びで色も黄色かったり、
人工的だったらあまり良い印象は与えにくいと思います。
保険治療で認められている材料ではどうしても人工的な歯になってしまいます。
もちろん機能的には問題ないのだと思いますが、外見的な違和感は
避けられないと思います。
「顔」は身だしなみではありませんが、「歯」は身だしなみです。
きれいな洋服、清潔なヘアースタイルやメイク、
どれも気をつける部分だと思いますが、ある程度整った歯並びや
自然な色合いの歯も、とても大切です。
歯科の治療も進化しています。
藤巻先生が説明した「all on 4(オールオンフォー)」という治療は、
総入れ歯の変わりとなる治療法です。
外見的には総入れ歯で問題ないと思いますが、「咬む」機能としては
かなりの制限があるようで食事をする際の満足感は半減するようです。
この「all on 4(オールオンフォー)」では「咬む」機能を損ないません。
ご自身の歯があった時と同じように食事を取ることができるため
食事に対する満足感を実感することができます。
治療は一日で終わり、その日のうちに咬むことができます。
しかし、一般的なインプラントのように多くの歯科医が出来る治療では
ありません。当然、保険は適応されていません。
当院では保険治療は行っておりませんが、
リーズナブルな治療法から最高級の材料を使用した治療、
最新の材料を使用した機能性を追求した治療法まで行っております。
あらゆる選択肢の中から希望の治療法を選べるよう取り組んでおります。

