Recently updated on 5月 29th, 2023 at 01:30 pm
美容整形で行われている施術の中で
最も認知度の高いものは何でしょうか?
最も多く行われている施術方法は
「二重埋没法」です。
しかし、「二重埋没法」は美容整形に関心がある方であれば
聞いたことがあるかもしれませんが、逆に関心が無ければ
聞いたこともない言葉だと思います。
医師であっても美容外科、形成外科、眼科以外の先生は知らないです。
「脂肪吸引」という単語はどうでしょうか?
私の個人的なイメージですが、
美容整形自体に全く関心が無い方にも認知されている単語だと思います。
インターネット上での検索ボリュームも
1カ月間で埋没法が12,100回に対して脂肪吸引が22,000回と
圧倒的に脂肪吸引が検索されています。
検索数が多いということは
「脂肪吸引」という言葉を知っている人が多いということです。
ということで、今回は脂肪吸引のモニターさんを紹介します。
二十代半ばのモニターさんです。
大腿部全体と膝内側、ふくらはぎ、二の腕の脂肪吸引を行いました。
麻酔法は全身麻酔なので施術中の痛みは全くありません。
チューメセント麻酔を吸引の範囲で行い、
ベイザーによる超音波を使用して脂肪を乳化(溶かす)させます。
それから、脂肪吸引を行っていきます。
吸引量は二の腕から300cc(左)、400cc(右)、
大腿部と膝内側から1000cc(左)、1000cc(右)、
ふくらはぎからは500cc(両側)でした。
脂肪の吸引量としてはそれほど多くはありませんが、
均一な脂肪吸引を行うため全体的に細い脚のラインとなりました。
術後は1~2カ月ほどの圧迫が必要となります。
二の腕は専用のバンドで、足全体は弾性ストッキングという
強めのストッキングを着けて圧迫します。
感染症、皮下出血、傷跡、変形
【脂肪吸引による副作用】
1.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は3週間程度で自然に消失します。
2.術後の痛み
脂肪吸引した部位は術後に2週間程度の痛みがあります。また、立ち上がる動作や歩き出す動作の時に感じる違和感は2か月程度あります。
3.術後の腫れ
大きな腫れは2週間程度、小さな腫れは2か月程度あります。腫れを抑えるために術後は弾性ストッキングを着用します。
【リスクと副作用に対する予防】
術後の腫れを抑える目的で1日の入院をお勧めしています。入院中は包帯で圧迫できるので術後の腫れを軽減することができます。術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。
【料金(税別)】
ボディデザイン脂肪吸引
二の腕ライン…¥ 250,000
腹部(上部腹ライン)…¥380,000
腹部(下部腹ライン)…¥380,000
腰ライン…¥300,000
臀部ライン(おしり)…¥380,000
大腿(内側のライン)…¥380,000
大腿(外側のライン)…¥380,000
膝(内側のライン)…¥210,000
膝(下部)…¥128,000
下腿ライン…¥380,000
足首ライン…¥250,000

