Recently updated on 5月 20th, 2019 at 02:11 pm
今年は例年よりも早くに梅雨入りしたようです。
梅雨が明ければ、もうすぐ夏です。
当院でもこのところ、夏に向けてのボディーラインの相談で
来院される患者さんが増えてきました。
しかしこれからの季節は肌の露出が多くなるため、
体とはいえ内出血(術後のあざ)や腫れも気になる場合があると思います。
季節的にもおすすめしている施術はヒアルロン酸による豊胸術です。
注射だけで胸を大きくできるため
簡単でダウンタイムも気にせず施術を受けることができます。
もう少し詳しく、
ヒアルロン酸による豊胸術(当院ではヒアルエイドと呼んでいます)の
メリット・デメリットについて簡単に説明します。
まずメリットは豊胸術の中では最も簡単な方法です。
術後の生活は手術当日だけはシャワー浴を控えてもらうだけで、
それ以降は普段のままで大丈夫です。
当然、仕事などは休む必要はありません。
力仕事の場合は術後2日くらいまでは力を入れたときだけ
多少の痛みはありますが筋肉痛程度です。
デメリットはヒアルロン酸であるため吸収されて元に戻ってしまうことと、
注入量によっては通常の乳房よりも若干硬いです。
この硬さと吸収速度には関係があります。
一般的に硬いヒアルロン酸は粒子同士の結合(架橋)が強いため
吸収速度も遅くなり長持ちします。
よって柔らかいヒアルロン酸を大量に注入すれば
柔らかくて自然な乳房となりますが、すぐに吸収されて元に戻ります。
当院では乳房の硬さを考慮して
中間の硬さのヒアルロン酸を使用しています。
また、乳腺のある部位に合わせて注入する量を調節しているため
硬さも自然であり、乳腺の厚い部位には集中して注入するため、
短期間で吸収されることもありません。
感覚的には夏の間だけ少し大きくしたい、
手術はしたくないという方にお勧めです。
当院での注入量の平均はだいたい片側で40~50mlです。
※実際には50ml注入するとかなり大きくなった感じがありますが
症例写真などは平面的なため、違いがわかりにくいです。
このモニターさんでは片側で100ml注入しています。
ちなみにこれは乳房の手術の教科書ですが
「ヒアルロン酸による豊胸術」については私が執筆させてもらいました。
注射による豊胸術のため、カウンセリング当日の施術も可能です。
胸の大きさや形でご相談があれば、お気軽にご来院ください。
感染症、傷跡、しこり
【ヒアルロン酸プチ豊胸による副作用】
1.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
2.注入後の痛み
ヒアルロン酸による注入後は軽度の痛みが出現する場合があります。2日程度で痛みは消失します。
【リスクと副作用に対する予防】
ヒアルロン酸を注入すると内出血をおこす可能性があります。注入時と注入直後に圧迫止血を行うことにより内出血を抑えることができます。
【注入時の痛みに対して】
注入前に胸部に対して局所麻酔を行いますので注入時の痛みはほとんどありません。しかし、局所麻酔自体に痛みがあるので、痛みが心配な場合は静脈麻酔を併用します。
【感染症に対して】
ヒアルロン酸注入による感染症は非常に少ないですが、万が一、感染症が起きた場合には抗生剤の内服治療を行います。症状が重たい場合にはヒアルロン酸を溶解する注射も行います。
【傷跡に対して】
胸に対するヒアルロン酸注入では5mmほどの切開が必要となります。胸の横か胸の下、脇などの位置を患者さまに選んでいただきます。術後は3か月ほど切開した部分が赤くなりますが、個人差はあります。
【しこり形成に対して】
ヒアルロン酸は乳腺よりも弾力性があるためしこりとして触れる可能性もあります。外見的に分かるわけではありません。しこりが気になる場合にはしこり部分に針を刺すことで改善することができます。
【料金(税別)】
1本・10ml…¥36,000
▼ヒアルロン酸プチ豊胸 https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/bust/hyalu/

