院長Dr.石井の美容ブログ

小学生の二重埋没法について

毎年、春休みの時期は高校を卒業して大学に進学する人や
社会人になる人が多く受診されます。

その中でも、今年の春休みに特に目立っているのは
中学校や高校に進学される方々、つまり12歳と15歳です。

以前もこの年齢層の方々の受診はありましたが、
特に12歳の場合はモデルを目指していたり、
芸能関係のお仕事を希望されている方が多かったですが、
今年は小学校を卒業したばかりの、普通の12歳の児童が目立ちました。

なぜ急に増えたのかは分かりませんが、
一つには二重の手術自体に対する抵抗感が低くなってきたことがあります。

また最近では小学生に対してレーザー脱毛などを行う
クリニックやエステなどもあり、「美容」に対する垣根が
低下傾向にあるという社会的な背景もあるのかもしれません。

しかし、私がカウンセリングを行う中で感じる、
大きな理由が他にもあります。

それは、親子で情報を共有してお互いに相談しあった結果であり、
相談しあえるだけの情報を、ネット上やママ友などから得ることが
出来ているからだと思います。

具体的には、毎日のアイテープよりも、一回で二重にした方が良いと
理解されている方が増えているからだと思います。

中学生から高校生の間の成長過程で自然に二重になる人は多くいます。
しかし一重のまま変わらない人もいます。

・・・もう少し個人的な感覚でシミュレーションしてみましょう。

A、Bさんは友達で、二人とも一重という設定です。

Aさんは一重のまま、友達のBさんは時々二重になったり一重に戻ったりを
繰り返し、徐々に二重が定着してきたとします(自然に二重になった人)。

するとAさんも二重を意識するようになってアイプチなどに興味を持ち、
気が付くと毎朝テープなどを使うようになり、登校前の支度に
時間がかかるようになる傾向があります。

場合によっては毎朝お母さんと喧嘩になるようです。

毎日テープを付けることにより
皮膚炎や皮膚の伸展(皮膚が伸びること)は少なからず起きます。

現在はこのような情報もネット上で得られるので
知識として定着し、親子で相談する時の一助となっているのだと思います。

親子間での対話がなされているという証拠に、
子供側が施術を受けることを納得しているためでしょう、
局所麻酔の際に問題となったケースはありませんでした。

形成外科的には局所麻酔の手術は女子では9~10歳以上、
男子ではそれ以上と認識されています。
手術の目的を理解できて局所麻酔の痛みに我慢できる年齢ということです。

では、医学的に12歳で埋没法の手術を受けることの注意点を説明します。
12歳ではまだ成長期であり身長も伸びている最中です。

一番に危惧されることは、手術をしなくても将来的に二重になる
可能性があることです。

埋没法を行うことによるまぶたへの負担は少なからずありますが、
これは成人と同様であり、児童に対して特別かかる負担はありません。

精神的なケアとしては腫れている期間があるため、母親と本人に
術後の経過についてわかり易く説明することが大切だと思います。

また、我々施術をする側としては
可能な限り腫れにくい施術を心掛けることと、
最終的な出来あがりが最も自然な感じになるように
ラインの設定を考えることが重要となります。


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著者紹介

大塚院院長大塚院金沢院京都院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士 大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ
略歴
平成12年 帝京大学医学部 卒業
平成12年 帝京大学医学部形成外科 入局
平成17年 杏林大学病院 形成外科 入局
平成18年 大塚美容形成外科 入局
平成18年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容形成外科歴 19年

所属学会・団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本美容外科学会専門医(日本美容外科学会(JSAPS)認定)
日本形成外科学会専門医
医学博士
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