院長Dr.石井の美容ブログ

二重整形(埋没法)の手術中に行うチェック

Recently updated on 5月 20th, 2019 at 02:30 pm

埋没法とは切開を行わないで二重まぶたにする手術のことです。

メスを使わないことが最大のメリットですが、
他にも手術中に二重の状態を確認できるというメリットがあります。

これは手術をする側である我々にとってもメリットがあります。

切開法の場合は麻酔により腫れてしまうため
手術中に細かな左右差などを判断することは難しいです。
術前の正確な診断と二重幅の確定を行うことと
手術中の経験的な判断が重要となります。

通常の埋没法(2点法など)では
糸を固定した後に二重の確認を行うことができます。

麻酔の注入量により多少腫れていますが
左右差や二重のラインに関してはチェックすることができます。

しかし一番気になる「二重の幅」に関しては
麻酔により正確なチェックは難しいです。

手術中の確認が正確にできるよう
麻酔の量を最低限にとどめて行うことが必要となります。

当院で開発したフォーエバーブリリアント法では二重の左右差、
ラインの形、二重の幅に関しても手術中に正確なチェックを行うことができます。

その理由はフォーエバーブリリアント法では糸を連結させて固定するため
糸を結ぶ前でもしっかりと二重の線ができあがるからです。

通常の埋没法では糸を結び固定させないと
二重の線がしっかりと現れにくいため結んだ後に確認を行います。

しかし糸を結んでしまうと腫れてしまうため
二重の幅に関しては正確なチェックができていません。

腫れていない状態なので、左右差に関しても正確に判断することができます。

写真は手術前の状態と手術中の確認している最中の写真、
そして術後2カ月後の写真です。
術後2カ月の写真と比べても腫れていないことがわかると思います。

手術中に正確な二重のチェックを行えることと、
戻りにくい二重線を作れるフォーエバーブリリアント法は
埋没法の中でも優れている方法だと思います。

【フォーエバーブリリアント埋没法によるリスク】
二重の消失、縫合糸膿瘍等の感染症、埋没した糸の透見(皮膚から透けて見える)、目の異物感、左右差等

【フォーエバーブリリアント埋没法による副作用】
1.術後の腫脹
大きな腫れは4~5日程度、小さな腫れは2週間程度あります。
2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
3.目の違和感
術後1週間程度は目が引っ張られる感じがあります。
4.ドライアイ
術後は目の開きが大きくなるため眼球の乾燥感が出現する可能性があります。
5.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。

【リスクと副作用に対する予防】
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫脹を軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。左右差に対しては術前に十分なシミュレーションを行いご本人が納得した状態で施術を受けるように取り組んでいます。

【料金(税別)】
フォーエバーブリリアント埋没法 3点連結(5年保証)片目…¥90,000 両目…¥150,000
4点連結(10年保証)片目…¥150,000 両目…¥250,000

▼フォーエバーブリリアント埋没法 https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/eye/maibotsu/forever/


※記事の内容・金額については掲載当時のものになります。施術の詳細については各院までお問合せください。
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著者紹介

大塚美容形成外科 総院長
大塚院院長
大塚院金沢院京都院銀座院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士
大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ 大塚美容外科 石井 秀典医学博士 インスタグラム
略歴
2000年 帝京大学医学部 卒業
2000年 帝京大学医学部形成外科 入局
2005年 杏林大学病院 形成外科 入局
2006年 大塚美容形成外科 入局
2006年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容外科・形成外科歴 23年

所属学会・団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会会員
取得専門医
日本美容外科学会専門医(日本美容外科学会(JSAPS)認定)
日本形成外科学会専門医
医学博士
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