院長Dr.石井の美容ブログ

二重コスメ使用時のトラブルを埋没法で解消

Recently updated on 5月 20th, 2019 at 03:42 pm

当院には、二重埋没法ご希望の方が毎日たくさんいらっしゃいます。二重の施術を受けたい理由は、さまざまです。二重コスメ(糊やテープ)を長年使用し、まぶたの皮膚トラブルが起きている方が多いです。

特に多いトラブルが、「まぶたがかぶれてしまった」「赤く腫れてしまった」というものです。多くの場合、二重コスメ用の糊には接着剤成分として、ゴムラテックス・アクリル系接着剤・ポリ系接着成分などが含まれています。この接着成分にアレルギー反応を起こし、接触性皮膚炎を引き起こし腫れやかぶれてしまうのです。人によってはすぐに痒くなる方もいますが、長時間その成分を密着させておくことで、最初は大丈夫でも後に症状がでることもあります。

糊タイプの二重コスメは、糊を付けた後、鋭角なツールでまぶたをこすったり、押し上げたりします。またテープ対応の二重コスメは、粘着テープで二重のラインを固定するため、装着時のまぶたの負担は大きいです。それだけでなく、二重コスメのクレンジング時にも通常よりも強くこすってしまうので、さらにまぶたへの負担が大きくなってしまいます。もともと一重の方は、眼瞼下垂になりやすいため、一概に二重コスメが原因とはいいがたいのですが、皮膚への負担を考えると二重コスメも要因の一つといえるでしょう。

特に皮膚トラブルにならなくても、毎日の二重コスメに時間がかかる・温泉やプールを思いっきり楽しめない、汗で取れてしまう、糊やテープの上にはメイクが乗らない等、生活における不便さから解放されたいとおっしゃる患者様も多いです。

 

美容整形における二重埋没法は、特殊な糸を使用し二重の人と同じ目の構造にします。埋没法の中で一番人気のある施術はフォーエバーブリリアント埋没法です。フォーエバーブリリアント埋没法は、複数の糸を絡め合わせながら特殊な方法で結んでいくため、通常の二重施術よりも強力にまぶたを固定できます。

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20代のモニターさんです。二重コスメを5年間使用されていました。腫れやかぶれといった目立ったトラブルはありませでしたが、二重コスメを使用しても二重が付きづらく毎日のメイクに時間がかかることがお悩みでした。

<術前>
2016-07-01zenまぶたの皮膚が薄く二重コスメを使い続けると、皮膚が伸びてしまう可能性がありました。

<術後3週間>
2016-07-01-3w

二重コスメ使用時に二重が付きづらいとのことでしたので、
フォーエバーブリリアント埋没法にて施術しました。

<術後2か月>
2016-07-01-2M小さな腫れも落ち着いて、ご希望通りの幅広でぱっちりとした目になりました。

【フォーエバーブリリアント埋没法によるリスク】
二重の消失、縫合糸膿瘍等の感染症、埋没した糸の透見(皮膚から透けて見える)、目の異物感、左右差等

【フォーエバーブリリアント埋没法による副作用】
1.術後の腫脹
大きな腫れは4~5日程度、小さな腫れは2週間程度あります。
2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
3.目の違和感
術後1週間程度は目が引っ張られる感じがあります。
4.ドライアイ
術後は目の開きが大きくなるため眼球の乾燥感が出現する可能性があります。
5.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。

【リスクと副作用に対する予防】
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫脹を軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。左右差に対しては術前に十分なシミュレーションを行いご本人が納得した状態で施術を受けるように取り組んでいます。

【料金(税別)】
フォーエバーブリリアント埋没法 3点連結(5年保証)片目…¥90,000 両目…¥150,000
4点連結(10年保証)片目…¥150,000 両目…¥250,000

▼フォーエバーブリリアント埋没法 https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/eye/maibotsu/forever/


※記事の内容・金額については掲載当時のものになります。施術の詳細については各院までお問合せください。
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著者紹介

大塚美容形成外科 総院長
大塚院院長
大塚院金沢院京都院銀座院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士
大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ 大塚美容外科 石井 秀典医学博士 インスタグラム
略歴
2000年 帝京大学医学部 卒業
2000年 帝京大学医学部形成外科 入局
2005年 杏林大学病院 形成外科 入局
2006年 大塚美容形成外科 入局
2006年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容外科・形成外科歴 23年

所属学会・団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会会員
取得専門医
日本美容外科学会専門医(日本美容外科学会(JSAPS)認定)
日本形成外科学会専門医
医学博士
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