院長Dr.石井の美容ブログ

2点留めの二重埋没法のメリット

Recently updated on 9月 17th, 2019 at 10:11 am

冬休みを利用して、二重埋没法の手術をご希望される方のご予約が増えてきました。
当院では3種類の埋没法をご提案しています。
・イージースクエア埋没法(1点留め)
・ナチュラル埋没法(2点留め)
・フォーエバーブリリアント埋没法(連結法)
です。
何度もお話しさせているのですが、当院で一番おススメしているのが、パッチリとした二重を長期間維持できるフォーエバーブリリアント埋没法です。しかし、他の施術方法がおススメでないわけではありません。
糸を連結させてまぶたを強固に固定するフォーエバーブリリアント埋没法と比較して、2点留めは固定方法がシンプルです。固定力が弱いため、より自然な二重に仕上がります。また、留める数が少ないので、腫れが小さいのも特徴です。留める数が少ないのは、施術時間の短さにもつながり費用的に抑えられるのもメリットといえるでしょう。
まぶたの厚みがない人の方が、留める数が少なくても綺麗な二重になります。意外ですが、まぶたの皮膚が厚い方でも、二重のラインが強く入らないためナチュラルな二重に仕上げることができます。
カウンセリング時にしっかりと診察させていただき、患者様にピッタリの施術方法をおすすめするようにしています。その時に各施術のメリット、デメリットについてもお話しさせていただいています。

20代のモニターさんです。もともと奥二重で日常的にアイプチを使用されていました。末広型の自然な二重を希望されておりました。診察では眼瞼挙筋の筋力が弱いこと、皮が薄く二重のラインが非常につきやすいまぶたをされているという診断結果でした。2点留めでも十分美しいラインを作ることができると判断し、2点留めのナチュラル埋没法で施術いたしました。

<術前>

もともと奥二重でした。毎日のアイプチの使用でうっすらと二重のラインがついています。左右の目の開き方が違っておりバランスの悪い目元です。

<術後1ヵ月>

開きが悪く重たい印象になってしまっていた左目のお悩みも解消しスッキリとした美しい自然な二重になりました。

【ナチュラル埋没法によるリスク】
二重の消失、縫合糸膿瘍等の感染症、埋没した糸の透見(皮膚から透けて見える)、目の異物感等

【ナチュラル埋没法による副作用】
1.術後の腫脹
大きな腫れは4~5日程度、小さな腫れは2週間程度あります。
2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
3.目の違和感
術後1週間程度は目が引っ張られる感じがあります。
4.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。

【リスクと副作用に対する予防】
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫脹を軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。

【料金(税別)】
2点
片目…¥50,400、両目…¥84,000
3点
片目…¥75,600、両目…¥126,000

▼ナチュラル埋没法 https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/eye/maibotsu/natural/


※記事の内容・金額については掲載当時のものになります。施術の詳細については各院までお問合せください。
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著者紹介

大塚美容形成外科 総院長
大塚院院長
大塚院金沢院京都院銀座院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士
大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ 大塚美容外科 石井 秀典医学博士 インスタグラム
略歴
2000年 帝京大学医学部 卒業
2000年 帝京大学医学部形成外科 入局
2005年 杏林大学病院 形成外科 入局
2006年 大塚美容形成外科 入局
2006年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容外科・形成外科歴 23年

所属学会・団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会会員
取得専門医
日本美容外科学会専門医(日本美容外科学会(JSAPS)認定)
日本形成外科学会専門医
医学博士
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