院長Dr.石井の美容ブログ

蒙古ひだが発達している方の自然な平行型二重

Recently updated on 5月 20th, 2019 at 04:30 pm

蒙古ひだとは、上まぶたから目頭にむけて覆いかぶさっている皮膚のことです。蒙古ひだがある方は、目頭にあるピンクの部分(涙丘)が見えません。この蒙古ひだが発達していると、目が細くなりきつい印象になったり、目が小さく見えます。

蒙古ひだの形状は、写真のように目を閉じるとよくわかります。

蒙古ひだが発達している方の二重施術の場合、二重のラインのスタート地点の位置を低くすると、目をあけたときに二重のラインの目頭部分が蒙古ひだに隠れ、末広型の二重になります。

一方、二重のラインを蒙古ひだより上の位置よりスタートさせると平行型二重になります。

ただ蒙古ひだが大きく発達している方の場合、二重のラインのスタート地点の位置を高くとらないと幅広の平行型二重になりません。

10代のモニターさんです。幅広の平行型二重をご希望でした。診察させていただいたところ、まぶたの皮膚が厚く、蒙古ひだが非常に発達している状態でした。

<術前>

蒙古ひだが発達しています。目が細く小さな印象です。強引に幅広の二重にすることもできるのですが、あまりにも幅の広い二重ラインにしてしまうと不自然になってしまったり、取れやすくなったりします。このことをこのモニターさんにもきちんと説明し、自然な平行型二重になるラインをデザインしました。また、まぶたの皮膚が厚いため強固に固定できるフォーエバーブリリアント埋没法にて施術いたしました。

<術後2か月>

目がパッチリとなり愛らしい目元になりました。残念ながらお顔全体をご紹介できないのですが、目が大きくなったことで小顔に見える効果もあります。

蒙古ひだが発達した方が、幅広の平行二重にする場合、目頭切開をおすすめすることもあります。目頭切開をすることで蒙古ひだを除去でき美しい平行型二重のラインを作ることができます。また、目の横幅が広がるため目が大きくなるメリットもあります。

【フォーエバーブリリアント埋没法によるリスク】
二重の消失、縫合糸膿瘍等の感染症、埋没した糸の透見(皮膚から透けて見える)、目の異物感、左右差等

【フォーエバーブリリアント埋没法による副作用】
1.術後の腫脹
大きな腫れは4~5日程度、小さな腫れは2週間程度あります。
2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
3.目の違和感
術後1週間程度は目が引っ張られる感じがあります。
4.ドライアイ
術後は目の開きが大きくなるため眼球の乾燥感が出現する可能性があります。
5.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。

【リスクと副作用に対する予防】
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫脹を軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。左右差に対しては術前に十分なシミュレーションを行いご本人が納得した状態で施術を受けるように取り組んでいます。

【料金(税別)】
フォーエバーブリリアント埋没法 3点連結(5年保証)片目…¥90,000 両目…¥150,000
4点連結(10年保証)片目…¥150,000 両目…¥250,000

▼フォーエバーブリリアント埋没法 https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/eye/maibotsu/forever/

▼目頭切開+埋没法
http://www.otsuka-biyo.co.jp/blog/eye/623/

▼取れにくい二重埋没法
http://www.otsuka-biyo.co.jp/blog/eye/1224/

▼周囲にばれないように二重のラインを作る
http://www.otsuka-biyo.co.jp/blog/eye/2711/

▼二重埋没法で使用する糸付き針について
http://www.otsuka-biyo.co.jp/blog/eye/2917/


※記事の内容・金額については掲載当時のものになります。施術の詳細については各院までお問合せください。
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著者紹介

大塚美容形成外科 総院長
大塚院院長
大塚院金沢院京都院銀座院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士
大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ 大塚美容外科 石井 秀典医学博士 インスタグラム
略歴
2000年 帝京大学医学部 卒業
2000年 帝京大学医学部形成外科 入局
2005年 杏林大学病院 形成外科 入局
2006年 大塚美容形成外科 入局
2006年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容外科・形成外科歴 23年

所属学会・団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会会員
取得専門医
日本美容外科学会専門医(日本美容外科学会(JSAPS)認定)
日本形成外科学会専門医
医学博士
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