Recently updated on 2月 1st, 2019 at 11:45 am
大塚には二重の治療を希望されて
来院される方が多くいらっしゃいます。
ただ、「二重治療」といいましても10~20代の方と
30~40代以降とは仕上がりに対する希望、
つまりは患者様の要求は異なります。
10~20代の方の希望(wants)は”二重になりたい”です。
その奥にある希望(needs)は
「きれいになりたい」「かわいくなりたい」です。
これは美容外科に来院される方として当然と言えます。
一方、30~40代以降の方の場合、
二重を希望(wants)されて来院されても、
その奥にある希望(needs)は「若返り」です。
実際には二重のカウンセリングとして説明していると
二重の形や幅などに集中するため
「目周り」や「上顔面」までは話が進みません。
そして、大塚のカウンセリングでは、
いい意味で希望の治療以外を勧めていないのです。
しかし、客観的に顔のバランスを見ると
注入系の治療でバランスよく若返り治療ができるのであれば
二重術と同時に提案したほうが良いかな?というときもあります。
カウンセリングを行った上で、
「患者様の実際のneedsが何であるのか」を見極めて
二重の希望で来院されている方にも
目元の若返り治療についてご提案することもあります。
(あくまでご希望に沿っての提案ですので、
無理に勧めることはありませんのでご安心ください。)
また、ヒアルロン酸やボツリヌストキシン治療に
興味を持たれている方は女性の50%というアンケート調査もあります。
埋没法と注入系の治療は意外と相性が良く、
治療に対する満足度も高くなります。
このような内容の報告を
先日のアラガンアカデミーで発表させて頂きました。
日本全国から300名近い医師が参加されました。
(日々の診療でヒアルロン酸注入やボツリヌストキシン治療を行っている医師)
皮膚科系の先生方には埋没法自体がなじみのない手技ではありますが、
美容外科系や形成外科系の先生方には
日々の診療のお役に立てられれば嬉しいです。

