院長Dr.石井の美容ブログ

埋没法・目頭切開・目尻切開の効果

Recently updated on 8月 29th, 2019 at 07:34 pm

今回は目を大きくしたい願望のモニターさんです。

一重で蒙古ヒダが強いタイプのまぶたです。
目は大きくしたいけど、メイクをしていないときでも
自然な感じの二重、というご要望でした。

こちらが術前写真です。

まず、一重の方が二重にする場合の注意点です。

①一重の方はまぶたの皮膚が厚い傾向にあるため
二重を広くすると不自然になりやすいです。

②もともと一重の方は目の開きが弱く、
一重はほぼ眼瞼下垂と考えている先生もいるほどです。

③目の開きが弱い方に広い二重を作ると更に目の開きが弱くなり、
眠たい感じの目元になってしまいます。

これらの注意点を踏まえて、
一重の方が自然なパッチリ二重になる方法を説明します。

二重の幅はやや狭く設定します。すると末広型の二重となります。
末広型だと自然ですが、パッチリ感が弱いです。

そこで、目頭切開をして平行型に近い二重を作り、
目頭側の白目が広がり目の大きさが大きく見えるようになります。
さらに、目尻切開を行うと目尻側の白目が広がります。
こちらも目が大きく見える効果と軽度な垂れ目効果があります。

両施術により目の開きが改善されることで、
まぶたに覆われていた白目と黒目がしっかりと見えるようになることで、
目が大きく見えるようになります。

今回のモニター様の施術をそれぞれもう少し詳しく説明します。
二重はフォーエバーブリリアントの埋没法を行っています。

目頭切開は斜め下45°の方向に目を開きたいという希望でしたので
W法を行っています。

目尻切開は目の開きを大きく見せる効果が出にくい手術ですが、
特殊なシリコンシートを使用することで後戻りを防いで
手術効果が高くなるように工夫しています。

(術前)
(術後)

メイクしていない写真ですが、
自然な二重の目元で、かつ目力アップも出来ています。
傷もとても綺麗に治っていると思います。

【フォーエバーブリリアント埋没法によるリスク】
二重の消失、縫合糸膿瘍等の感染症、埋没した糸の透見(皮膚から透けて見える)、目の異物感、左右差等

【フォーエバーブリリアント埋没法による副作用】
1.術後の腫脹
大きな腫れは4~5日程度、小さな腫れは2週間程度あります。
2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
3.目の違和感
術後1週間程度は目が引っ張られる感じがあります。
4.ドライアイ
術後は目の開きが大きくなるため眼球の乾燥感が出現する可能性があります。
5.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。

【リスクと副作用に対する予防】
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫脹を軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。左右差に対しては術前に十分なシミュレーションを行いご本人が納得した状態で施術を受けるように取り組んでいます。

【料金(税別)】
フォーエバーブリリアント埋没法 3点連結(5年保証)片目…¥90,000 両目…¥150,000
4点連結(10年保証)片目…¥150,000 両目…¥250,000

▼フォーエバーブリリアント埋没法 https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/eye/maibotsu/forever/

【目頭切開法によるリスク】
傷跡、多少の後戻り、元の状態に戻せない、感染症

【目頭切開法による副作用】
1.術後の腫脹
術後は1週間程度の腫れがあります。
2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
3.傷跡
傷跡は術後1~2か月程度赤くなります。
4.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。

【リスクと副作用に対する予防】
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫脹を軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。

【傷跡に対する予防】
目頭切開の後に気になることは切開した傷跡です。傷跡はステロイド含有軟こうを短期間使用することで赤みを抑えることができます。また、術後は紫外線ケアをすることで術後の色素沈着を抑えることができます。

【料金(税別)】
片目…¥175,000 両目…¥250,000

▼目頭切開法 https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/eye/sekkai/megashira/


※記事の内容・金額については掲載当時のものになります。施術の詳細については各院までお問合せください。
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著者紹介

大塚美容形成外科 総院長
大塚院院長
大塚院金沢院京都院銀座院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士
大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ 大塚美容外科 石井 秀典医学博士 インスタグラム
略歴
2000年 帝京大学医学部 卒業
2000年 帝京大学医学部形成外科 入局
2005年 杏林大学病院 形成外科 入局
2006年 大塚美容形成外科 入局
2006年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容外科・形成外科歴 23年

所属学会・団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会会員
取得専門医
日本美容外科学会専門医(日本美容外科学会(JSAPS)認定)
日本形成外科学会専門医
医学博士
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