院長Dr.石井の美容ブログ
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鼻先を下げる手術(鼻中隔延長術)

鼻の相談で一番多い内容は「鼻を高くしたい」です。

2番目は「鼻先の形を細くしたい」で、3番目が「鼻先を下に向けたい」です。

この中で、「鼻先を下に向ける」ために行う手術方法が鼻中隔延長術です。

鼻中隔軟骨という鼻の正中にある軟骨を延長させる手術です。

手術の効果は「鼻先が下に向く」、
さらに鼻の長さが伸びるため「全体的に細く見える」、「鼻の孔が見えにくくなる」などです。

鼻中隔延長術では鼻中隔軟骨を伸ばすために軟骨の移植が必要となります。
移植軟骨の材料として耳介軟骨、鼻中隔軟骨、肋軟骨(肋骨の近く)があります。

どれも一長一短がありますが、
いずれの軟骨も術後に軟骨が湾曲する可能性があります。

そこで最近では、他の材料として豚の肋軟骨を使用することがあります。
豚の軟骨を使用するメリットは必要な大きさの軟骨片を作成できることと、
曲がりのない軟骨であることです。

また、軟骨を採取する必要がないため他の部位に傷を作ることもなく、
手術時間も短縮することができます。

鼻中隔延長術で難しいことは鼻翼軟骨上の剥離範囲と軟骨の細工です。

軟骨上の剥離範囲に関しては、鼻の手術全般的な経験が重要となります。

軟骨の細工とは移植する軟骨片を作ることです。
軟骨片に厚みがあると鼻先が太くなってしまう原因となります。
可能な限り薄い軟骨片を作るようにしています。

また、鼻先を太くしない工夫として
同時に鼻尖縮小術(鼻尖修正)を行うと効果的です。

鼻を高くするのであればプロテーゼ挿入を同時に行います。

鼻の手術で特に鼻先に関係する手術はワンチャンスです。

鼻先の手術を何回も行うと鼻先は硬くなってしまい手術不可能となっていきます。
鼻中隔延長術や鼻尖の手術は同時に行うべきであり、
修正手術の条件は悪化する一方です。

プロテーゼに関しては形の変更や高さを変える目的で
入れ替えの手術を複数回行っても問題ありません。

今回のモニターさんは20代前半の方です。
鼻全体の太い感じと鼻先の丸みを治したいというご希望でした。

鼻全体を細くするのであればプロテーゼ挿入で鼻を高くした方が簡単ですが
鼻根部(目の間あたり)は高くしたくないということだったので
鼻中隔延長(豚軟骨移植)とマイルドな鼻尖縮小(鼻尖修正)を行いました。

術後2カ月ですが、鼻全体が細くなっており、
かつ団子鼻だった鼻先も自然な感じになりました。

【鼻中隔延長術によるリスク】
感染症、皮下出血、鼻変形

【鼻中隔延長術による副作用】
1.術後の腫れ
大きな腫れは1週間程度、小さな腫れは1か月程度あります。
2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
3.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります

【リスクと副作用に対する予防】
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。

【術後の痛みに対する予防】
鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫れは主に目周りにおきます。腫れを軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています

【鼻変形に対する予防】
鼻中隔延長術は軟骨を鼻中隔軟骨に移植することにより鼻先を伸ばす手術です。移植する軟骨が薄かったり、曲がっていると鼻先が曲がってしまう可能性があります。鼻先の延長量や、どこの軟骨を採取するか術前に患者さまと良く相談して決めていきます。

【料金(税別)】
鼻中隔延長術…¥700,000
鼻中隔延長術+豚軟骨移植…¥800,000

▼鼻中隔延長術 https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/nose/bichukaku/


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著者紹介

大塚院院長大塚院金沢院京都院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士 大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ
略歴
平成12年 帝京大学医学部 卒業
平成12年 帝京大学医学部形成外科 入局
平成17年 杏林大学病院 形成外科 入局
平成18年 大塚美容形成外科 入局
平成18年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成・口腔顎顔面外科学講座 非常勤講師
美容形成外科歴 19年

所属学会・団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本美容外科学会専門医(日本美容外科学会(JSAPS)認定)
日本形成外科学会専門医
医学博士
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