院長Dr.石井の美容ブログ

シリコンプロテーゼを使ったプロテーゼ隆鼻術

隆鼻術とは鼻を高くする施術です。
現在、良く行われている隆鼻術は注射による方法です。

ヒアルロン酸かレディエッセというハイドロキシアパタイトを注入しますが、どちらも吸収されて無くなってしまうため、元に戻ってしまう施術です。

戻らない隆鼻術となるとシリコンプロテーゼを挿入する方法になります。
シリコンは柔らかくハサミなどで簡単に切れるため加工しやすい素材です。

シリコンプロテーゼにはL型とI型があります。
基本的にはI型を使用していますが、鼻先を少しでも高くしたい場合にはL型を使用します。

鼻先をしっかりと高くする場合には鼻翼軟骨を縮める方法や軟骨を移植する方法が必要となります。
また、シリコンプロテーゼの形には何種類かあるため、希望の形にあったシリコンプロテーゼを使用します。

手術は局所麻酔で行います。
麻酔をすると腫れてしまうため、シリコンプロテーゼを削ることから始めます。
鼻の輪郭に合わせてメスとハサミを使用してシリコンプロテーゼを削ります。

次に麻酔を行い、手術を始めます。
手術の際に大切なことは鼻骨骨膜下の剥離です。
骨膜下にスペースを作りシリコンプロテーゼを挿入しますが、そのスペースが最小限になるように剥離を行います。

剥離範囲が広すぎるとシリコンプロテーゼがずれてしまう原因となります。
麻酔が終わってからの手術時間は5分程度です。

10代後半のモニターさんです。
自然な感じで鼻を高くしたいという希望でした。

鼻根部から鼻尖部にかけて全体的に低く、鼻先は少し丸い状態でした。
シリコンプロテーゼは幅が狭く、高さを作れるタイプのものを選びました。

術前(正面)

術後(正面)

術前(横向き)

術後(横向き)

術後は顔の中心部分が高くなることにより、扁平だった顔の印象が立体的な印象に変わり、小顔効果が得られています。

【プロテーゼ隆鼻術によるリスク】
感染症、皮下出血、希望の高さと違う、鼻変形、石灰化

【プロテーゼ隆鼻術による副作用】
1.術後の腫れ
大きな腫れは1週間程度、小さな腫れは1か月程度あります。腫れる部位は主に目の周りです。
2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
3.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。

【術後の感染症に対する予防】
予防的投与として抗生剤を処方し、術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫れは主に目周りにおきます。腫れを軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。

【希望の高さと違う場合】
当院では術前に十分なカウンセリングを、手術を担当する医師が行うため希望に近づけられるよう配慮はしておりますが、それでも万が一、希望と違う場合にはプロテーゼの入れ替えを行います。

【鼻変形に対する予防】
変形とは挿入したプロテーゼが曲がってしまい鼻が曲がってみえる症状です。プロテーゼが曲がってしまう原因は、ご本人の骨の形とプロテーゼの形が合っていないことと、プロテーゼが骨膜で固定されていない状態などです。当院では患者さまごとにプロテーゼを削り骨の形に合うようにしています。プロテーゼを挿入する際には骨膜の下を剥離して骨膜下にプロテーゼを挿入しています。また、術後はプロテーゼがずれないようにしっかりと圧迫しています。

【石灰化に対する予防】
プロテーゼを挿入してから20年ほど経過するとプロテーゼの周りに石灰化を生じる可能性があります。もしも、石灰化が生じた場合には外科的に切除することができます。

【料金(税別)】
片目…¥300,000

▼プロテーゼ隆鼻術 https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/nose/prothese/


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著者紹介

大塚院院長大塚院金沢院京都院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士 大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ
略歴
平成12年 帝京大学医学部 卒業
平成12年 帝京大学医学部形成外科 入局
平成17年 杏林大学病院 形成外科 入局
平成18年 大塚美容形成外科 入局
平成18年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容形成外科歴 19年

所属学会・団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本美容外科学会専門医(日本美容外科学会(JSAPS)認定)
日本形成外科学会専門医
医学博士
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