院長Dr.石井の美容ブログ

アゴのVライン(咬筋ボトックス)

きれいな顔の条件として、アゴのVラインがあります。

一般的には大きな目、高い鼻、丸いおでこ、小顔などの方が有名です。
アゴというと、骨の部分なので大きな手術となり現実的に考えにくい
部位なのでしょう。

確かに以前はアゴのVラインを作るのには下顎骨のエラ削り術が必要でした。

骨を切ったり削ったりする手術なので、入院が必要だったり
術後に腫れたりするためそれなりのダウンタイムを要します。
何よりも骨を手術することのハードルが高いと思います。
しかし、10年くらい前よりボトックスでアゴを小さくする方法が
開発されハードルは一気に下がりました。

今回はボトックスでアゴを小さくする方法を説明します。

アゴには、物を咬むための筋肉が4種類あります。
正確にはアゴを持ち上げるための筋肉です。

この4種類のなかで咬筋という筋肉が最も皮膚に近い部分にあり
アゴの輪郭に関係しています。
この咬筋を細くすることで厚みがなくなり、アゴが細くなります。

筋肉は動かない状態が続くと徐々に細くなります。
例えば骨折をして1カ月ほどギプスをしているとその部分だけ細くなります。
これは筋肉を動かさなかったためです。
ボトックス(ボツリヌストキシン)を注入すると神経から筋肉に
命令が伝わらなくなるため筋肉が動かなくなります。
4~6カ月するとまた普通に動きだしますが、完全に動きだす前に
続けて注入することによって維持することができます。

これを3回繰り返すと、1年間ほど筋肉が動いていない状態となります。
筋肉は1年ほど動かないと廃用性委縮といって筋肉自体が萎縮し小さくなります。
こうなると戻りにくくなるため3回の施術を行うことによって
効果が長期間持続します。
骨を削るほどの効果はありませんが、誰でも確実にアゴを小さくすることが出来ます。

咬筋が細くなることによってアゴは小さくなりますが、
30歳以上で皮膚の伸びやすい方ではホホがたるむ場合もあります。
このモニターさんは30歳以上で皮膚も薄いため少したるみが出現しています。
口角の部分を比較すると術前ではやや上がっていますが、術後では下がっており、
口角から下のマリオネットラインらしき線が出現しています。
まだ術後2カ月の時点なのでもう少し経過するともっとわかってくると思います。

咬筋ボトックス(ボツリヌストキシン)は腫れも無く
効果も徐々に出てくるので気付かれにくい施術です。
小顔やVラインを希望する方に適しています。

【咬筋ボトックスによるリスク】
タルミ、笑いにくくなる

【咬筋ボトックスによる副作用】
1.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
2.術後痛み
手術当日は注入による痛みが出現する可能性があります。

【リスクと副作用に対する予防】
咬筋は深い部位にある筋肉なので内出血をおこす可能性は少ないですが、細い針と丁寧な施術で内出血を予防しています。

【タルミに対して】
咬筋が細くなると小顔効果がありますが、皮膚の量は変わらないのでタルミとなる可能性はあります。20代では問題ありませんが、30代になるとタルミを生じることがあるので、カウンセリングの際にお伝えし、必要であれば糸リフトをお勧めする場合もあります。

【笑いにくくなるリスクについて】
ボツリヌストキシン注射を咬筋のみに注射していれば問題ありませんが、咬筋の一部には笑筋という笑う時に必要な筋肉が付いています。ボツリヌストキシン注射を誤って笑筋に注射すると笑いにくくなります。詳細な顔面解剖を理解した上で丁寧な施術を心がけています。

【料金(税別)】
¥46,000~

▼咬筋ボトックス https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/outline/smallface/era/


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著者紹介

大塚院院長大塚院金沢院京都院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士 大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ
略歴
平成12年 帝京大学医学部 卒業
平成12年 帝京大学医学部形成外科 入局
平成17年 杏林大学病院 形成外科 入局
平成18年 大塚美容形成外科 入局
平成18年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容形成外科歴 19年

所属学会・団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本美容外科学会専門医(日本美容外科学会(JSAPS)認定)
日本形成外科学会専門医
医学博士
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