Recently updated on 5月 20th, 2019 at 04:09 pm
チャームポイントともいわれるホクロ。顔の印象を左右するパーツでもあると言えます。ホクロ占いなどもあり、ホクロの大きさや位置で運勢が変わるとも言われています。
ホクロを除去したいとご相談に来院される方は多く「目立ちすぎる、野暮ったい、数が多くて気になる」といったお悩みがあるようです。
ホクロと同様、お顔の悩みで多いのは「シミ」です。プックリしたイボようになってしまうシミは、老人性イボ、脂漏性角化症(シロウセイカクカショウ)、老人性疣贅(ロウジンセイユウゼイ)と呼ばれます。これは、加齢によってお肌の代謝が衰えることで、排除しきれないメラニンがシミとなって皮膚に残ってしまうことが原因です。高齢者だけでなく、紫外線を多く浴びている方は20代後半から症状が現れる方もいらっしゃいます。
ホクロも老人性イボも、簡単な方法で除去できます。水分に反応するCO2(炭酸ガス)レーザーを照射し蒸散させていく方法です。1つ除去するのに施術時間は数分ですし、通院の必要もありません。局所麻酔(もしくは麻酔テープ等を使用)で施術するので痛みはほとんど感じません。
20代のモニターさんです。お顔のホクロが多いのがお悩みで、数か所のホクロ除去をいたしました。

Co2レーザーでは大きすぎない(最大5mm程度)のホクロ除去に使用します。それより大きいものや根が深いものはメスを使った切縫でホクロを根こそぎくり抜きます。根の深さについては、カウンセリング時にホクロの大きさや色を拝見し長年の経験をもとに見極めます。切縫の場合、メスを使うため傷口の治癒はCo2 よりも時間がかかりますが、根っこの深い部分も綺麗に取ってしまうので再発しないのが特徴です。
40代後半のモニターさんです。メイクで隠れない老人性イボにお悩みでした。

老人性イボはホクロと違い浅い位置にあるためイボの部分を蒸散させるだけなので、大きさにかかわらずCO2レーザーで切除できます。術直後にも関わらず出血もなく、老人性イボは綺麗に消えています。直後のため若干赤みがあります。個人差はありますが1週間くらいで赤みも目立たなくなります。
いずれも施術後、軟膏を塗り保護テープを貼りそのままお帰りいただけます。施術時間も短いため気軽に受けていただける施術だと思います。
ほくろの再発、皮膚の陥没、炎症性色素沈着
【CO2レーザーによる副作用】
1.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
2.レーザー後の赤み
ほくろをレーザーで削った部分は赤くなります。赤みは2か月程度で薄くなります。
【施術時の痛みに対して】
CO2レーザーの治療では局所麻酔を行いますので、レーザーを当てているときの痛みはありません。
【再発のリスクに対して】
本治療はほくろをレーザーで削り取る治療なので、ほくろが残っていると再発します。しかし、深く削りすぎれば術後の陥没をおこす可能性もあります。ほくろが深い場合には2回に分けた施術をお勧めします。また、部位によっては切開して除去する方法をお勧めすることもあります。
【皮膚の陥没に対して】
ほくろが深い場合は皮膚を深くまで削らないと除去できませんが、深すぎると皮膚が陥没してしまいます。特に、大きなほくろを深くまで削ると皮膚の陥没は避けられません。2回に分けた治療を行うか、切除する方法をお勧めすることもあります。
【炎症性色素沈着】
CO2レーザーを当てた後は皮膚が削られた状態となるので傷を治すために炎症がおきます。その炎症が起きている間に紫外線を浴びると色素沈着をおこす可能性があります。レーザーの照射後は2か月ほどの紫外線予防が必要です。当院では照射後の傷にも塗布できる日焼け止めクリームや透明なテープ(UVカット)をご準備しています。
【料金(税別)】
1個…¥10,000~
▼ほくろ・いぼの施術について https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/skin/mole/

