院長Dr.石井の美容ブログ

ボトックスがワキ汗に効果を発揮するメカニズム

暑いくらいの陽気になってくると、特に多くなる施術が『ワキボトックス』です。お洋服に汗ジミができてしまい人目が気になったり、臭いが気になったり、制汗剤を使用しても汗の量が減らないことも多く、重症度は違うにしても皆さん日常生活においてお困りのことが多いようです。

人には2種類の汗腺があります。エクリン腺とアポクリン腺があります。エクリン腺はサラサラとした汗を排出し、アポクリン腺は臭いのあるベタベタした汗をだします。このアポクリン腺から出る汗は、「酪酸、カプロン酸、カプリル酸、アンモニア臭」などが混ざり合ったような臭いがし、いわゆる「ワキガ臭」となります。

一方、エクリン腺から出た汗は、無臭です。しかし、このエクリン腺から出た汗でも臭いが気になるケースがあります。ワキは普段閉じている場所で、高温度になりやすくこもっている場所であり、汗をかくことで湿度も高いことから細菌の繁殖にはぴったりの環境で、その細菌が角質を分解するときに臭いを発します。

ボトックスといえば、エイジングケアのシワ治療のイメージがありますが、ワキ汗の治療にも有効です。ワキ汗でお悩みの方は【汗の量】や【臭い】もしくは【量と臭い両方】という悩みがありボトックスはそれらの悩みを解決します。

そのメカニズムは、ボトックスの主成分であるボツリヌスキトシンが汗腺に働いてワキ汗を止めます。ボツリヌスキトシンは、そもそも神経や筋肉の動きを抑制する作用があり、ワキに注射することで交感神経から汗腺へ汗をだす信号を送れないようにします。そうすることで、ワキの汗腺の働きが弱まり、汗の量が改善する仕組みです。

ワキ汗対策のボトックス注射は、効果が約6~10か月なので永久的な施術ではありません。しかし、毎年1回、夏前に注入しておけば、汗が多くなる季節をさわかに過ごせることになります。

実際、当院のスタッフにもワキにボトックスを注入しているスタッフもいて、「他は汗をかいてもワキだけはサラッサラ!」と言っていました。

 

ただし、ワキ汗ボトックスでは、重度のワキガを治療することはできません。重度のワキガの場合は別の治療方法がおすすめですので、カウンセリングでご相談ください。

 

▼多汗症治療のボトックス注入/https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/oxter/botox/


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著者紹介

大塚院院長大塚院金沢院京都院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士 大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ
略歴
平成12年 帝京大学医学部 卒業
平成12年 帝京大学医学部形成外科 入局
平成17年 杏林大学病院 形成外科 入局
平成18年 大塚美容形成外科 入局
平成18年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容形成外科歴 19年

所属学会・団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本美容外科学会専門医(日本美容外科学会(JSAPS)認定)
日本形成外科学会専門医
医学博士
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