院長Dr.石井の美容ブログ
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下まぶたのクマ治療 パートⅣ

ここ最近、「下まぶたのクマ」の記事を書いていますが、パートⅠパートⅡはヒアルロン酸注入でのクマ治療、パート(Ⅲ)ではハムラー法という外科的な手術について紹介させて頂きました。
今回も同じく下まぶたのクマの治療で、外科的な手術について説明させていただきます。

前回(パートⅢ)との違いは「切開線が見えない」、という点です。
切開は結膜側(あっかんべをして出てくる赤い部分)なので傷が見えません。脱脂の時と同じ切開です。脱脂法は脂肪を切除するだけですが、今回ご紹介する方法は脱脂した脂肪をクマの陥没部分に移動します。簡単に言うと「脂肪を有効利用している方法」となります。

クマの治療で検索してみると【脱脂+脂肪注入】という方法があります。これは膨らんでいる脂肪を切除(脱脂)してからクマの部分に太ももなどから採取した脂肪を注入する方法です。私が行っている方法は脱脂した脂肪をクマの部分に移動させる方法です。

この方法には、以下のメリットがあります。
・脂肪吸引を行う必要がないことが体の負担軽減
・クマの原因となる線維組織を切り離すことができる
→クマの窪みに一致して存在する線維組織を切り離すことで少量の脂肪でクマを改善することができます。少量の脂肪なため仕上がりが自然になります。

一方、デメリットは皮膚切除が出来ないため皮膚がたるんでいる方には向かない方法となります。だいたい年齢的には50歳から60歳以上の方だとパートⅢで紹介した方法の方が有効です。しかし、皮膚のタルミには個人差が大きく関係するので一概に年齢だけでは決められません。

まとめますと
【メリット】
1) 傷が見えない
2) 仕上がりが自然
3) 脂肪吸引が要らない
4) ダウンタイムが比較的短い(だいたい1週間から10日ほど)
5) 持続効果が長い(10年ほど)

【デメリット】
下まぶたの皮膚にタルミが強い方には向かない。

下まぶたの切開線は綺麗に治りやすい部位なので時間が経てばほとんど分からなくなりますが、そこまで待てない方や傷自体が嫌だと思う方、皮膚を切開するのが心配な方には結膜側を切開する方法がお勧めです。特に20代から40代の方にはお勧めしたい方法です。

(眼窩脂肪のメカニズム)

下の症例写真は30代のモニターさんです。

(術中の様子)

(採取した脂肪)

(術前)

(術後 1カ月 キズは見えません)

【結膜(裏)ハムラー法に関するリスク】
感染症、皮下出血、下眼瞼外反

【結膜(裏)ハムラー法に関する副作用】
1.術後の腫脹
大きな腫れは1週間程度、小さな腫れは2週間程度あります。
2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
3.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。

【結膜(裏)ハムラー法に関するリスクと副作用に対する予防】
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤の内服を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫れを抑えるためにテープによる圧迫を行います。また、目周りの腫れを抑えるために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。

【皮下出血のリスクに対して】
術後の再出血は24時間以内に起こる可能性があるため、当院では緊急連絡先をお渡しして、万が一の事態に備えています。術後に再出血を起こした場合は出来るだけ早急に止血処置及び洗浄処置を行います。

【下眼瞼外反に対して】
本手術は皮膚を切開しないため術後に外反を起こす可能性は非常に低いです。しかし、下まぶたの筋肉が弱い方だと術後に軽度な外反を起こすこともあります。原因は手術中の局所麻酔と腫れなので、1週間程度で改善します。

【料金(税別)】
下まぶたたるみ取り(結膜ハムラー法) 片目 ¥280,000/両目 ¥400,000

▼ハムラー法・結膜ハムラー法/https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/skin/hamura/


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著者紹介

大塚院院長大塚院金沢院京都院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士
略歴
平成12年 帝京大学医学部 卒業
平成12年 帝京大学医学部形成外科 入局
平成17年 杏林大学病院 形成外科 入局
平成18年 大塚美容形成外科 入局
平成18年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成・口腔顎顔面外科学講座 非常勤講師
美容形成外科歴 19年

所属学会・団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本美容外科学会専門医(日本美容外科学会(JSAPS)認定)
日本形成外科学会専門医
医学博士
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