院長Dr.石井の美容ブログ

ニキビ跡の治療について

前々回はニキビ治療について説明しました。
今回はニキビ跡について説明します。

そもそもニキビ跡が出来る原因とは?

ニキビが出来れば必ずニキビ跡になるわけではありません。
きれいに治ってしまうケースがほとんどです。
思春期では誰でもニキビはできますが、大多数の人は跡かたもなく治り
年齢とともにニキビ自体も出来にくくなります。

ニキビ跡とはニキビが遷延することによって起こる皮膚の陥没です。
ニキビによる炎症が長く続くと真皮が薄くなり皮膚が陥没します。
要するにニキビが治らず時間が経ち、皮膚に傷跡が残っている状態です。

よくSF映画では傷口にレーザーを照射して消してしまうシーンがありますが、
現在の医学では傷跡を完全に消すことは不可能です。
ニキビ跡も同じ傷跡なので完全に治すことはできません。

治療法はフラクショナルレーザーを使用します。
フラクショナルレーザーとは点状にレーザー光を照射する方法です。
レーザーにより皮膚に傷を作ることによって傷を治すための
反応(創傷治癒反応)が起こり、皮膚内のコラーゲンが作られます。
また、傷は縮まりながら治るため(創収縮)皮膚の凹み部分を小さくする
効果もあります。
点状に照射するメリットは色素沈着が起きにくいことです。


以前の治療では、皮膚の表面を薄く削っていたので色素沈着が起き
ダウンタイムが非常に長い治療法でしたが、
フラクショナルレーザーが開発されてから色素沈着が起こりにくくなり、
一般的に選択される治療法となりました。
しかし、ダウンタイムが短くなった代わりに数回にわたる治療が必要となります。

ニキビ跡に対する治療には限界があります。
今後も劇的な治療法が開発されることは難しいと思います。

しかし現在はニキビを防ぐ、もしくはニキビを早く治す可能性が高い
治療法はあります。
ニキビ跡を作らないために肝心なことはニキビを早急に治すことです。
ニキビによる炎症が長引くと皮膚の真皮が薄くなり「陥没」を生じます。
まずはニキビ跡を作らないように積極的にニキビ治療をすることをおすすめします。

【フラクショナルレーザーによるリスク】
感染症、炎症性色素沈着

【フラクショナルレーザーによる副作用】
1.照射部位の赤み
レーザーを照射した部位は赤くなります。レーザーの照射は 患者様のダウンタイムに合わせて調節することが可能です。赤みが出る期間は2日から7日ほどです。
2.照射部位の腫れ
大きな腫れはありませんが、小さな腫れは1日から2日程度あります。
3.術後痛み
照射した当日は軽度の痛みがあります。鎮痛薬を使用する程度ではありませんが、痛みに不安がある方には鎮痛薬を処方致します。

【リスクと副作用に対する予防】
レーザー治療後に感染を起こすことは稀ですので、抗生剤を処方することはありませんが、必要に応じて抗生剤含有の軟こうを処方致します。

【炎症性色素沈着に対して】
レーザー照射後は炎症の程度と肌質によっては炎症性色素沈着を起こす可能性があります。炎症性色素沈着を防ぐため、レーザー治療の後は紫外線予防が必要となります。当院では照射部位に直接使用できるUVクリームを準備しています。また、必要に応じて軟こう治療を併用することもあります。

【料金(税別)】

初回…¥20,000
2回目以降…¥15,000

両頬
初回…¥30,000
2回目以降…¥20,000

▼フラクショナルレーザー https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/skin/fractional/


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著者紹介

大塚院院長大塚院金沢院京都院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士 大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ
略歴
平成12年 帝京大学医学部 卒業
平成12年 帝京大学医学部形成外科 入局
平成17年 杏林大学病院 形成外科 入局
平成18年 大塚美容形成外科 入局
平成18年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容形成外科歴 19年

所属学会・団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本美容外科学会専門医(日本美容外科学会(JSAPS)認定)
日本形成外科学会専門医
医学博士
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