院長Dr.石井の美容ブログ

ニキビの内服治療

今回はニキビの内服治療について説明します。
お薬を飲んでニキビを治す方法です。

思春期のニキビは一過性であり、
多くの場合は3~4個が同時に出現するため
嫌な思い出として覚えている人もいるかもしれません。

しかし、大抵は2~3ヵ月ほどで自然に治ってしまい
凹凸なども残さずにきれい治ってしまいます。

今回のモニターさんは17歳です。
ニキビは頬全体とおでこ、こめかみの部位にあり、
以前から治らない、ということで相談に来られました。

以前に皮膚科での治療経験があり、ビタミン剤の内服と軟膏治療を
していたようですが改善しないため治療を中断してしまったようです。
ニキビは、15歳ごろに出来始めたようなので約1年以上続いていることになります。

写真のような赤いニキビの状態を炎症期といいます。
一般的に皮膚に炎症が起きると皮膚の真皮層が薄くなります。
よって、赤ニキビの状態を放置しておくと皮膚が薄くなり、
「デコボコ」の肌となってしまう可能性があります。

これだけ顔全体に赤ニキビが出現している状態は
美容外科医的には緊急性の高い状態です。
(美容的な意味であり、決して全身状態とは関係ありません)

将来的に「デコボコ」の肌となるか、
何事もなかったようなきれいな肌となるかの分岐点となります。

治療法は内服薬と保湿目的の基礎化粧品のみです。
ただし治療を開始したらすぐに良くなるわけではありません。
約6カ月の治療期間が必要です。
肌の状態に合わせて薬の量や種類を調節していきます。


写真は治療を開始して2カ月後の状態です。
治療前と比べると赤いニキビが減ってきているのがわかると思います。
ニキビの原因である脂腺の活動が抑えられ、炎症が改善してきています。
治療はもう少し必要ですが、このまま続けて行けばデコボコ肌にならないで、
きれいになっていくと思われます。
今後も治療の経過写真をお伝えしていきます。

脂腺の活動が弱くなると乾燥肌となり、外から保湿する必要があるため
基礎化粧品を同時に使用します。

基礎化粧品は当院で開発し10年以上の実績があり、
以下のような3つの特徴があります。

1)セラミドという皮膚(表皮)の保湿成分が多く含まれていること
2)高濃度のビタミンC配合
3)防腐剤やアルコールなどの保存料が含まれていないこと

一つ一つ丁寧に作られているため大量生産することはできません。
しかし、ニキビの治療では脂腺の活動を抑えるため肌は乾燥します。
乾燥している肌にアルコールなどが含まれている化粧品を使用すれば、
それが保湿剤だとしても意味がありません。

ニキビは科学的な根拠をもって治療すれば良くなる可能性が高いです。
ニキビで悩まれている方は是非一度、診察に来て下さい。

【ニキビ内服治療によるリスク】
催奇形性、うつ症状がある方の場合に症状の悪化

【ニキビ内服治療による副作用】
1.皮膚(特に口周り)の乾燥
2.中性脂肪の上昇
3.結膜炎、眼瞼炎、霰粒腫、麦粒腫

【リスクに対する予防】
催奇形性があるので治療期間中は避妊する必要があります。うつ症状に対して神経内科から内服治療を受けている方は薬の相互作用があることを説明しています。症状が強い場合にはロアキュタンの処方が出来ないこともあります。

【副作用に対する予防】
治療期間中は顔面の皮膚が乾燥するので保湿剤を同時に使用していただきます。当院では肌にやさしい保湿剤をご用意しています。

【料金(税別)】
2週間分…¥14,000

▼ニキビ内服治療 https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/skin/medicine/


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著者紹介

大塚院院長大塚院金沢院京都院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士 大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ
略歴
平成12年 帝京大学医学部 卒業
平成12年 帝京大学医学部形成外科 入局
平成17年 杏林大学病院 形成外科 入局
平成18年 大塚美容形成外科 入局
平成18年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容形成外科歴 19年

所属学会・団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本美容外科学会専門医(日本美容外科学会(JSAPS)認定)
日本形成外科学会専門医
医学博士
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