4月8日から10日に開催された日本形成外科学会総会。
美容外科は学問的に言うと、形成外科の一分野と考えるのが最も正しいと思います。
もちろん皮膚科、婦人科、泌尿器科、眼科、整形外科との重複分野も多く、そうした診療科出身の有名美容外科医も多数存在します。
ただ、そういった有名美容外科医の御子弟達はと言うと、まず例外なく形成外科を習得、形成外科専門医を取得後、美容外科へという道のりを辿っています。
美容をするには形成が良いと、皆、肌身を通して感じているのです。
今の時代は、形成外科専門医が美容手術を行う、のがスタンダード。
時代と共に、形成外科出身以外の美容外科医は、長い目でみると消滅していくと思います。
学会は京都、ウエスティン都ホテルで行われました。
前日本美容外科学会会長、神田美容外科の征矢野先生。
大塚美容形成外科とは古くから親交があり、現総院長の阪田先生の親友です。
札幌美容形成外科の本間先生。
札幌医大の先輩で北海道大学形成外科教室の重鎮です。札幌医科大学の形成外科で準教授もされていましたが、残念ながら、すれ違いで一緒に仕事をしたことはありません。
美容外科の仕事をしている有名どころは、みんな集結です。
形成外科の学会ですが、企業の展示ブースは美容外科関連の機器満載。
外科医の特性からか、外から当てるだけ、の器具には興味が湧かず。
温度をモニターしながら皮下にRF波を照射して、たるみを除去する器具に食指が伸びました。
最新の学会発表内容についても逐次、ご報告していきます。


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