大塚美容外科オリジナルの埋没法のお話の前に。
先週水曜日、大塚美容形成外科の大塚院で、全国の大塚美容形成外科の院長が集まり勉強会、症例発表会が開かれました。
大塚美容形成外科の社風を一言で言い表すとすれば、それは、「真面目」。
日本の現状、風俗、社会、の一端を示すと言われる2チャンネル。
そこでの当院への書き込みは、異常なまでの少なさ。
自作自演をしない、トラブルが極めて少ない。
在籍する外科の医師の半数以上を、日本形成外科学会の認定専門医が占め、公立病院の医長クラスで構成されているのと無関係ではありません。
実際、当院でキャリアを積まれた後、大病院の形成外科部長へ就任されている方もチラホラ。
そういった環境の中、勉強会でも激しい質問が飛び交います。
話題の一つが、頬のたるみに対する糸を用いた治療について。糸の製造企業の担当者も同席させました。
残念なことに、昨日は、大手美容外科に対する集団提訴が大きく報道されました。
予ねてから、その医院のクオリティーの低さから業界内では話題に出ており問題視されていましたが、集団提訴には正直、驚きました。
そのクリニックに糸を販売している業者に対して、「なぜ、あんなとこに糸を売ってるのか」。
「こんな宣伝のされ方をするとは予想外だった。私どもは、あくまで1,2年で戻ると説明してきたのですが」
金額、持続時間、合併症の説明。
三つのハーモニーが取れていれば、患者様に福音をもたらし感謝される。
金額が倍以上、持続時間は3倍に水増し、合併症の説明は無し。
この場合、汚い言葉ではありますが、「ぼったくり」と言います。
夜のススキノでも、ぼったくりの言葉すら耳にしない、つまり淘汰されるのが早い時代です。
当院一の倫理面の厳しい指導者、ビューティーコロシアムの半田先生が呟きました。
「だけど、ここって本当にしぶといからね」
ぼったくりが存在できないクリーンと言うより、正常な業界に美容外科業界が早く成長できる事を切に望む朝です。

