札幌院院長Dr.武田のブログ

毛のお話2

男性型脱毛に対し、関連医療分野の皮膚科、形成外科、美容外科の先生達が中心になって出来た治療指針があります。

男性型脱毛を型分けして、植毛術が最初から薦められる場合もありますが、日本人(東洋人)はcaucasian(白人)に比較して、内服、外用共に有効率が格段に高いため、まず最初、取っ掛かりとして内服外用からスタートというのが一般的です。

また、その理由についても文中で述べていきます。

まず最初、薄くなり前額が少し後退してきたぞと言う段階。

この段階では、医学的治療に興味が無ければ、髪型でカバーするのも何ら問題ありません。

実は、男性型脱毛のシビアな例は、白人に圧倒的に多く、東洋人は少ないことが知られます。

しかし東洋人の脱毛の方が、圧倒的に薄毛が目立ってしまうのもこれまた事実。

要は、皮膚の色と髪の色のコントラストが東洋人の方が大きいのが原因です。

タレントさんで言うと、竹中直人さん、所ジョージさん、あまりシビアではありませんがビートたけしさん。

皆さん、髪の色を薄くし、時として短くすることで見事にカバーしています。

男性タレントで金髪にしたと思ったら、殆どが薄毛隠しでしょう。

私の父親の若い頃の写真を見ると、結婚写真の30代前半で既にかなりの男性脱毛。

私も覚悟してましたが、50代というところまで何とか持ちこたえてくれました。

それだけで十分なので、後は髪の毛を短くして、薄く染色することで対処して行こうと自分については方針が固まっています。

絶対にしてはいけないのは、伸ばし、黒くし、バーコードにする。

これだけは絶対ダメです。

伸ばしたとしても、色川武大(故人)さんのように、昔の落ち武者のごとく、真ん中はツルッパゲ、横、長髪のほうが見れます。(これは私が色川さんのファンである個人的感想かも。)

またもや脱線して長くなったので、来週はフィナステリド(プロペシア)、ミノキシジル(ロゲイン、リアップ)についてお話します。

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国産松茸を八百屋さんに安い時に、と頼んでいたのが届いたので、早速、炭焼きに。

ついでに秋刀魚も焼いて最高の夕食となりました。

 

 

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※記事の内容・金額については掲載当時のものになります。施術の詳細については各院までお問合せください。

著者紹介

札幌院院長札幌院

武田 昇Noboru Takeda M.D.

札幌院院長 武田 昇 大塚美容外科 札幌院 ドクター武田ブログ
略歴
1990年 札幌医科大学 卒業
1990年 札幌医科大学附属病院皮膚科形成外科 入局
1993年 札幌形成外科病院 入局
1996年 旭川赤十字病院 入局
1998年 大塚美容形成外科 入局

美容形成外科歴 32年

所属学会・団体
国際形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本形成外科学会専門医
皮膚腫瘍外科指導専門医
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