札幌院院長Dr.武田のブログ

若返る 1

基本、美容整形をして顔の造作を改良すると言う話ではなく、「若返る」ってどういうことというお話をしてみます。
人間、誕生すると一定期間、体が大きくなり続け、概ね10代の後半で身長の伸びが止まります。

どの時点で最も若かったか、肌が綺麗であったか、体型が美しかったかは、人それぞれの価値基準に左右され、厳密な判断基準は存在しないと思います。

ただ、一般的に20代の女性が70代の女性よりは肌に張りがあるのは普通(ホルモン異常に伴う疾病は除く。)であり、まあ、若さは右肩下がりというは普遍的原理と言えそうです。

「若返る」、「不老不死」というのは荒唐無稽なようで、体内の壊れた構造物がその都度、修復されていけば理論上可能になります。

そこで注目されたのが体内の主とした構造物である、蛋白質を修復する機能を持つホルモン、「GH・成長ホルモン」です。

このホルモンは、加齢に伴い少しづづ減少していくことが知られ、人間の老化と深い関係があることが示唆されています。

どういったことからこういう事を推測するかというと、実は、このホルモンが非常に少ない、あるいは出ない病気を抱えている人がいて、そういった人がどういう症状が出て、ホルモンを与えると、その後どういう変化を起こすか、そういったことを医師は学ぶことが出来、そこから類推していくわけです。

若返りに限らず、皮膚の傷の赤みを直す薬も、元は気管粘膜の赤みを除去する気管支炎の薬だったりするのに似ていますね。

それでは、その成長ホルモンの減少に対処すれば、不老不死、若返りともでは行かなくとも、「現状維持」には役立つ可能性があります。

実際、成長ホルモンの投与を行うクリニックもありますが、あまりに高価なのと、副作用、中止した際のリバウンドの問題があるため、明日は、成長ホルモン分泌を促す日常活動についてお話します。

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NHKの連続テレビドラマ、「まっさん」で今が旬の余市町。

そこで開催された余市味覚マラソンに参加して来ました。ハーフで1時間55分と、高低差が150メートル近くあるコース設定にしては、まずまずの結果。

走り終えた後は、オーシャンビューの名湯、鶴亀温泉で足を癒し、ガーデンハウスと言う少しユニークなネーミングのお寿司屋さんで食事をして帰宅しました。

余市町は、札幌から車で1時間と少し。

温泉、海の幸、果物、ワイン、そして、まっさんのニッカウイスキー。

北海道の魅力が凝集された素晴らしい観光地です。

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※記事の内容・金額については掲載当時のものになります。施術の詳細については各院までお問合せください。

著者紹介

札幌院院長札幌院

武田 昇Noboru Takeda M.D.

札幌院院長 武田 昇 大塚美容外科 札幌院 ドクター武田ブログ
略歴
1990年 札幌医科大学 卒業
1990年 札幌医科大学附属病院皮膚科形成外科 入局
1993年 札幌形成外科病院 入局
1996年 旭川赤十字病院 入局
1998年 大塚美容形成外科 入局

美容形成外科歴 32年

所属学会・団体
国際形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本形成外科学会専門医
皮膚腫瘍外科指導専門医
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