札幌院院長Dr.武田のブログ

ボトックス痩身法

脂肪吸引の効果が出にくい場所。その代表的な箇所が下腿。

いわゆる、ふくろはぎの部位です。

局所解剖学アトラスから、下腿後面の解剖図を引用します。

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2と表示されている部位が、ふくろはぎの膨らみの正体、腓腹筋です。

この部位は非常に脂肪量が薄く除去しても、あまり細くならないだけではなく、時に筋肉の形がはっきりし過ぎて、マイナスの印象すら与えかねません。

そこで、推奨されるのがボツリヌストキシンを用いた痩身法です。

以前お話させていただきましたが、ボツリヌストキシンは、神経の軸索を一時的に、約6ヶ月の間遮断し、
筋肉の動きを抑制します。

寝たきりのご老人の足をご想像下さい。

動かすのをやめると、徐々に足の筋肉は衰え細くなって行きます。

それの擬似状態を作り出すのがボツリヌストキシン製剤、と言うわけです。

腓腹筋をターゲットに局部に注射していきます。

筋肉に針が触れるため軽い筋肉痛は起きますが、歩けなくなる事はありません。

一回の施術で自分の理想までたどり着けない場合、複数回の注射が必要になりますが、多くても3回位の治療で終了するのが普通でしょう。

ボトックス痩身法の詳細はこちら

次回は同じく脂肪吸引だけでは結果が出ない皮膚のたるみのある場合について、お話ししてみたいと思います。

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タイは海鮮料理も美味しいです。写真は小泉元首相も訪問された、ソンブンシーフードレストランのプーパッポンカレーと川エビのグリルです。

プーパッポンカレーとは、蟹のカレーでこの店の大看板、全ての人?が注文しています。

これだけでもバンコクに行く価値がありそうな一品です。

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※記事の内容・金額については掲載当時のものになります。施術の詳細については各院までお問合せください。

著者紹介

札幌院院長札幌院

武田 昇Noboru Takeda M.D.

札幌院院長 武田 昇 大塚美容外科 札幌院 ドクター武田ブログ
略歴
1990年 札幌医科大学 卒業
1990年 札幌医科大学附属病院皮膚科形成外科 入局
1993年 札幌形成外科病院 入局
1996年 旭川赤十字病院 入局
1998年 大塚美容形成外科 入局

美容形成外科歴 32年

所属学会・団体
国際形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本形成外科学会専門医
皮膚腫瘍外科指導専門医
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