札幌院院長Dr.武田のブログ

皮膚切除法

時として、脂肪吸引、ボトックス痩身、ダイエット、いずれの方法でも改善しない場合があります。

代表的なのは、壮年期以降に行った大幅なダイエット、減量後の皮膚のたるみ。

長年の脂肪の蓄積で皮膚が伸びきって、妊娠線の様な皮膚割れを起こしている場合には、減量するとかなりの頻度で皮膚切除の対象になります。

かく言う私も、50歳のメタボ体型に嫌気が差し、この一年で約20キロ減量しました。

当初、皮膚が余って、見るも無残な状態に陥りましたが、意外にも少し時間が経過すると、かなり改善してきています。

大幅な減量、大量脂肪吸引で皮膚が余っても、最低半年は先ず経過観察してみましょう。

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腹部全体から腰部にまで至る皮膚がたるんでしまった症例。

こうした場合、パンツに隠れる陰毛上部から鼠径の切開と、やはりブラジャーに隠れる乳房下縁の切開で皮膚を除去します。

皮下脂肪が、まだ大量に残存する場合、合わせて脂肪吸引を追加する場合も。

札幌院では、一年に一度あるか無いかの大手術です。
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よく患者様に笑って相談される、「振り袖」状態。

これは傷が隠れなく、上腕に縦に残るため、美容外科医生活17年、形成外科医として24年のキャリアで、私自身は1例しか執刀例がありません。

もう10年位前に。

でも、患者様には喜んで頂き、時間はかかりましたが傷も目立たなくなりました。

引退するまで、もう一人位やらせて頂けるかな、みたいに考えています。

 

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タイは、中国系の方が多い国。

そう言えば、歴代首相、インラック氏、タクシン氏も中国系とお見受けします。

中国料理、北京ダックも安く食べられ、我々も家族4人で一羽囲みました。

一羽、4000円程。

もちろん、味も日本の一流店に引けを取らないどころか?

【皮膚切除によるリスク】
感染症、皮下出血、傷跡、皮膚壊死

【皮膚切除による副作用】
1.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は3週間程度で自然に消失します。
2.術後の痛み
術後は2週間程度の痛みがあります。また、立ち上がる動作の時に感じる違和感は2か月程度あります。
3.術後の腫れ
大きな腫れは2週間程度、小さな腫れは2か月程度あります。腫れを抑えるために術後はサポーターやコルセットを着用します。

【手術時の痛みに対して】
腹部形成術は全身麻酔での施術となりますので、手術中の痛みはありません。

【感染症に対して】
手術は滅菌操作で行います。術後は抗生剤の点滴をします。

【皮下出血に対して】
術後の皮下出血を予防する目的で、皮膚の中にドレーン(管)を挿入したうえで圧迫します。術後1週間は包帯による圧迫を行います。

【傷跡に対して】
腹部形成術は余分な皮膚を切除するため下腹部の切開が必要になります。傷跡は通常6か月程度の赤くなる期間がありますが、1年ほどで薄くなります。傷の治る期間には個人差もあります。傷の線は下着で隠れるようにデザインします。

【皮膚壊死のリスクに対して】
腹部形成術では緩んだ腹直筋を引き締めるように縫合するため広い範囲で皮膚を剥がします。皮膚を剥がして余分な部分を切除するだけなら問題ありませんが、同時に脂肪吸引を行うと血流が悪くなる可能性があります。脂肪吸引が必要な場合は分けて行うことをお勧めします。

【料金(税別)】
¥1,200,000~

▼皮膚切除 https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/bodyline/hisetsu/

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※記事の内容・金額については掲載当時のものになります。施術の詳細については各院までお問合せください。

著者紹介

札幌院院長札幌院

武田 昇Noboru Takeda M.D.

札幌院院長 武田 昇 大塚美容外科 札幌院 ドクター武田ブログ
略歴
1990年 札幌医科大学 卒業
1990年 札幌医科大学附属病院皮膚科形成外科 入局
1993年 札幌形成外科病院 入局
1996年 旭川赤十字病院 入局
1998年 大塚美容形成外科 入局

美容形成外科歴 32年

所属学会・団体
国際形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本形成外科学会専門医
皮膚腫瘍外科指導専門医
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