横浜院院長Dr.井田のブログ

ピュアグラフト 2回目の注入

自分の体の脂肪を用いて行う脂肪注入による豊胸。

以前は、脂肪の残存率が低く、臨床的に今一つの治療法でしたが、ピュアグラフトという特殊なフィルターバッグを用いて高濃度で純度の高い脂肪細胞を用意する手技の出現で、かなりの脂肪残存が期待できるようになりました。

ここ数年の臨床経験で、大幅なサイズアップが可能な患者様に当てはまる、幾つかの条件が見えてきました。

ダントツの必要条件。

『ある程度、豊富な脂肪組織が存在していること』

残念ながら、ないものを作り出すことは不可能。ある程度の脂肪組織の厚みがある方は、簡単に脂肪吸引できる、すなわち、脂肪を採取する際も、脂肪を損傷することなく採取できるため、生着率も格段に良いようです。

ただ、脂肪組織が薄い場合でも、複数箇所から脂肪吸引することで、何とか対処することも可能です。

このブログで何度かご紹介させていただいている患者様も、その条件を満たしています。

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一回目の脂肪注入から4ヶ月経過したところ。

さらなる脂肪注入を希望されて、第二回目のピュアグラフトを用いた脂肪注入を行いました。

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注入後、1週間目の画像。

上腹部からも脂肪採取しているため、やや皮下の出血班がみられます。

一番最初と比較すると、2サイズ以上はアップ出来たでしょうか。

自分の頭の中では、脂肪がついてそうな女性の豊胸術の第一選択はピュアグラフトになっています。

このあと、1ヶ月目、3ヶ月目と経過を追いながら、随時、ご報告していきたいと思います。

【高濃度脂肪注入術によるリスク】
感染症、傷跡、しこり、変形

【高濃度脂肪注入術による副作用】
1.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。内出血は3週間程度で消失します。
2.術後の痛み
注入後は軽度の痛みが出現する場合があります。注入部の痛みは1週間程度で痛みは消失します。脂肪吸引部は1か月程度の痛みがあります。

【リスクと副作用に対する予防】
注入すると内出血をおこす可能性があります。注入時と注入直後に圧迫止血を行うことにより内出血を抑えることができます。

【注入時の痛みに対して】
注入前に患部に対して局所麻酔を行いますので注入時の痛みはほとんどありません。しかし、局所麻酔自体に痛みがあるので、痛みが心配な場合は静脈麻酔を併用します。

【感染症に対して】
高濃度脂肪注入による感染症は非常に少ないですが、万が一、感染症が起きた場合には抗生剤の内服治療を行います。症状が重たい場合には胸部の洗浄処置が必要になります。

【吸引部の傷跡に対して】
患部に対しては注入のみなので傷はできませんが、脂肪吸引を行う箇所は切開が必要になります。傷跡は通常6か月程度赤くなりますが、個人差もあります。

【しこり形成に対して】
注入した脂肪が壊死するとしこりとなります。注入の際には壊死を起こさないように専用の注入器(セルブラッシュ)を使用して丁寧な注入を行います。また脂肪の生着率を良くする目的でピュアグラフトを用いて高濃度脂肪を注入しています。

【吸引部の変形】
吸引部に十分な脂肪がある場合は問題ありませんが、十分な脂肪が無い場合には無理に脂肪吸引を行うことで凹凸などの変形を起こす可能性があるので、お勧めしないこともあります。

▼高濃度脂肪注入術https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/bust/puregraft/

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著者紹介

札幌院院長札幌院

武田 昇Noboru Takeda M.D.

札幌院院長 武田 昇 大塚美容外科 札幌院 ドクター武田ブログ
略歴
平成02年 札幌医科大学 卒業
平成02年 札幌医科大学附属病院皮膚科形成外科 入局
平成05年 札幌形成外科病院 入局
平成08年 旭川赤十字病院 入局
平成10年 大塚美容形成外科 入局

美容形成外科歴 30年

所属学会・団体
国際形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本形成外科学会専門医
皮膚腫瘍外科指導専門医
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