札幌院院長Dr.武田のブログ

フォーエバーブリリアント法(埋没重瞼)1

インターネットによる情報伝達には驚くべきものがあります。

ここ数年、10代、最初の二重の手術でも切開重瞼手術を希望される方が増えています。

全く問題ありません。

二重のラインの消失は殆どなく、必要な場合は脂肪の除去も同時に行い、すっきりとした幅の広い二重も作成できます。

が、しかし、万全ではありません。

『人にばれたら、どうしよう』

『やっぱり一重に戻したい』

『二重の幅を、狭くしたい』

いずれも、埋没法と呼ばれる皮膚を切らない方法よりリスクが高くなります。

完全に元に戻すのは、物理的にムリでしょう。

大塚美容形成外科の金科玉条。

『まずは埋没で。それで何度も戻るようであれば切開を考えましょうか。』

そこには、他院に比較して圧倒的に多数の埋没手術の経験から、2箇所縫合する通常の埋没法でも一重に戻るのが約10%、フォーエバーブリリアント法では2パーセント以下に下がることが統計上判明しているからです。当院、大塚院の石井先生が医学論文にまとめて発表も行っています。

それを患者様にお話しすると、『え、思ってたより低い確率なんですね』

9割以上は埋没で二重の目を手に入れられる。

この事実は大きい。

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私、大塚美容形成外科札幌院の武田は、札幌医科大学形成外科、およびその関連病院と大塚美容形成外科でしか働いた経験がありません。

そして二重の手術を、必ず毎日行う生活を丸18年間繰り返してきました。

ところが、訳あって他院に転出された先生のお話しをお聞きすると、『大塚みたいに二重の手術なんてないよ』、とのこと。

それゆえ、大塚美容形成外科の埋没重瞼に対する思いは熱く、手術道具ひとつひとつにも各種工夫がなされています。

瞼に行う麻酔の針。

上、左から二番目が、30G針。

大塚美容形成外科で、通常用いる麻酔の針。三番目が形成外科で通常用いる27G針。

30Gでも十分過ぎるのですが、痛みに弱い方にはオプショナルサービスにはなりますが、更に34Gの針も御用意しています。

鋭敏な人間の皮膚の感覚器も、あまりにも細いものが体に刺さった場合には、痛いという感覚が生じません。

34G針を希望された患者様には、ほぼ全員に、『痛かったですか』とお聞きしていますが、全員、『刺さったのが分からなかった』というお答えをいただきます。

下の写真は、瞼を縫うときに用いる針。

当院で用いる針は、湾曲が弱いのがお分かりかと思います。

瞼という繊細な組織に糸を通す際、湾曲を弱くすることで組織のダメージを極力弱く、腫れを少なくするためです。

『そんなに道具にこだわらなくても、埋没の手術の差なんて出ないよ』

それでも、うちはこだわり続けます。それが、大塚の埋没が支持される源泉だと信じるからです。

 

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さて、フォーエバーブリリアント法のモニターでご来院の患者様です。

皮膚の厚み、瞼の脂肪。

通常の2箇所留めの埋没だと、狭い二重しか出来そうにありません。

ただ、お話しをお聞きすると、ある程度の幅の二重が欲しいとのこと。

『フォーエバー法でやってみますか』

で、次回、手術中の写真もあわせて経過をご紹介していきたいと思います。

【フォーエバーブリリアント埋没法によるリスク】
二重の消失、縫合糸膿瘍等の感染症、埋没した糸の透見(皮膚から透けて見える)、目の異物感、左右差等

【フォーエバーブリリアント埋没法による副作用】
1.術後の腫脹
大きな腫れは4~5日程度、小さな腫れは2週間程度あります。
2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
3.目の違和感
術後1週間程度は目が引っ張られる感じがあります。
4.ドライアイ
術後は目の開きが大きくなるため眼球の乾燥感が出現する可能性があります。
5.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。

【リスクと副作用に対する予防】
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫脹を軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。左右差に対しては術前に十分なシミュレーションを行いご本人が納得した状態で施術を受けるように取り組んでいます。

【料金(税別)】
フォーエバーブリリアント埋没法 3点連結(5年保証)片目…¥90,000 両目…¥150,000
4点連結(10年保証)片目…¥150,000 両目…¥250,000

▼フォーエバーブリリアント埋没法 https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/eye/maibotsu/forever/

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※記事の内容・金額については掲載当時のものになります。施術の詳細については各院までお問合せください。

著者紹介

札幌院院長札幌院

武田 昇Noboru Takeda M.D.

札幌院院長 武田 昇 大塚美容外科 札幌院 ドクター武田ブログ
略歴
1990年 札幌医科大学 卒業
1990年 札幌医科大学附属病院皮膚科形成外科 入局
1993年 札幌形成外科病院 入局
1996年 旭川赤十字病院 入局
1998年 大塚美容形成外科 入局

美容形成外科歴 32年

所属学会・団体
国際形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本形成外科学会専門医
皮膚腫瘍外科指導専門医
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