一般的に広い二重と狭い二重を形成した場合では、手術後の経過に大きな差があります。
狭い二重を形成した場合には少なく、広い二重は大きく。
これをフォーエバーブリリアント法のモニター患者様を例に供覧してみます。
フォーエバーブリリアント法のおさらいです。
単純に3箇所に埋没の糸を縫うのではなく、3本の糸がお互いに支えあって二重のラインが消失しないように工夫されています。
お互いの糸を強く結びすぎると、二重を作る糸の輪が均等にできなかったり、皮膚と瞼板の位置が近づきすぎて二重のラインの下の部分の腫れが、いつまでも引かなかったりするのが難しい所。
私も、毎週毎日、この手術をさせていただいて、今年で5年近く。やっと糸の締め具合を決めて、一定の結果を残せるようになりました。
手術を真似してやるのは簡単。結果を一定させるのは至難の技ともいえる手術です。
狭い奥二重ぎみの二重をフォーエバー法で形成しました。
一週間でほぼ腫れは消失し、日常生活上の支障もありません。ご家族の評判も上々とのことです。
やや広めの二重を同じくフォーエバー法で。
目の開き方、二重のラインの下の部分の腫れ具合。
かなりの違いが見て取れると思います。
幅広い二重を形成したい場合は、ある程度の腫れを覚悟。できれば10日くらいの時間が欲しい所。
狭い二重は、週末のお休みで十分。
大体の目安です。
これから冬休み、年末休暇の季節。
手術のダウンタイムの一つの目安にしていただければ、と思います。
【フォーエバーブリリアント埋没法によるリスク】
二重の消失、縫合糸膿瘍等の感染症、埋没した糸の透見(皮膚から透けて見える)、目の異物感、左右差等
【フォーエバーブリリアント埋没法による副作用】
1.術後の腫脹
大きな腫れは4~5日程度、小さな腫れは2週間程度あります。
2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
3.目の違和感
術後1週間程度は目が引っ張られる感じがあります。
4.ドライアイ
術後は目の開きが大きくなるため眼球の乾燥感が出現する可能性があります。
5.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。
【リスクと副作用に対する予防】
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫脹を軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。左右差に対しては術前に十分なシミュレーションを行いご本人が納得した状態で施術を受けるように取り組んでいます。
【料金(税別)】
フォーエバーブリリアント埋没法 3点連結(5年保証)片目…¥90,000 両目…¥150,000
4点連結(10年保証)片目…¥150,000 両目…¥250,000
▼フォーエバーブリリアント埋没法 https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/eye/maibotsu/forever/

