顔は解剖学的に、神経、血管、筋肉、脂肪、骨が複雑に入り組んでいる部位です。
一口に顔を小さく、と言っても、それが脂肪なのか、骨なのか、筋肉なのか、それともリンパの鬱滞なのか、皮膚のたるみなのか。
「顔を小さく」、と言うテーマに美容外科学のハイライトが詰め込まれている、と言っても過言ではありません。
本日は、顔を小さくの基礎、すなわち解剖についてお話ししてみたいと思います。
先ずは骨。
美容外科で小さくすることができるのは、頬骨、頬骨弓と呼ばれる鼻の横から耳の前の出っ張りと、下顎角部、一般的にはエラと呼ばれる部位です。
次に、筋肉。
咬筋と呼ばれる頬骨から下顎角部に付着する筋肉を縮小します。
軟部組織、皮膚の直下に存在する脂肪組織。
右図の黄色は、骨から出てくる感覚神経を示します。これらの神経に麻酔薬を打つことにより痛みを抑えた治療が可能になります。
このタイプのお顔には、この手術、と言うのを次回詳しくお話ししたいと思います。
今回の図説も、局所解剖学アトラスから引用しました。
バンコクで一番好きな場所。
チャオプラヤー川とワットアルン、暁の寺です。
訪問する時には、必ずワットアルンの対岸に宿を取り深いため息をつく。
気分は三島由紀夫?です。


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