横浜院院長Dr.井田のブログ

厚労省認可とは

以前、皺を消すのに使う薬剤、ボツリヌストキシン製剤のお話をさせていただきました。

よく表情皺、笑った時に出来る目尻の皺を消すのに、表情筋の動きを和らげるのに用いる注射薬で、『ボトックス』を打つというのを聞いたことがおありだと思います。

ただ、その『ボトックス』という言葉、実は製品名で、ボツリヌストキシン製剤には各種多様なものが存在しています。

韓国製、イギリス製、ドイツ製、以前には中国製も聞いたことがあります。

つまり、ボトックスを注射してもらってると思っても、違う同様の作用があるものを打たれている可能性があるわけです。

『ボトックス』とは、アメリカに本社を置くアラガン社という目の薬をメインに扱う製薬会社が製造販売するボツリヌストキシン製剤で、眉間の皺を目的とした美容目的の薬品として、『厚労省が認可』した、日本で唯一のボツリヌストキシン薬剤のことを言います。

では厚労省が認可すると、何が違うのか?

一番の違いは、その薬剤の流通過程、保存状態、など細かな条件が厳しく決められることです。

製造元、アメリカ国内、日本税関、日本国内流通。

全てにおいて厳しい監視の目が行き届き、安全性、品質が一定に保たれる点が一番のセールスポイントとなります。

恐ろしい話ですが、中国国内では『ボトックス』の空き瓶が流通しているという話を聞いたことがあります。

並行輸入で安く手に入る?

私は恐ろしくて手を出せません。

たとえ本物でも、保存状態が悪ければ、全く効果は期待できないのがこの薬剤の特徴です。

『ワインと豆腐には旅をさせるな』

思わず、グルメ漫画、美味しんぼのセリフを思い出してしまいました。

話は変わりますが、そのアラガン社が、同じく皺治療の医療器具として厚労省の認可を得たのが、ジュビダームビスタ。

皆さんご存知のヒアルロン酸皺注入材です。

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パッケージに添えられた、日の丸が厚労省認可の印です。

そのヒアルロン酸に局所麻酔薬が添加されたものが6月販売開始となり、本日札幌院で勉強会が開催されました。

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札幌院のスタッフの平均勤続年数は約10年。

美容外科業界にあっては異例とも言える長さ。

皆、美容外科の本物を見、体験してきた真のスペシャリスト達です。

演者に鋭い質問は続き、一時間の勉強会は盛況のうちに終了しました。

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また、この注入材を購入するためには、試験に合格する必要があります。

試験に合格して厚労省認可の注入材を購入して、患者様に用いる。

美容外科業界も新たなステージに来た。

いいかげんな紛い物は消え去る時代だな、と実感した勉強会でした。

 

 

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著者紹介

札幌院院長札幌院

武田 昇Noboru Takeda M.D.

札幌院院長 武田 昇 大塚美容外科 札幌院 ドクター武田ブログ
略歴
平成02年 札幌医科大学 卒業
平成02年 札幌医科大学附属病院皮膚科形成外科 入局
平成05年 札幌形成外科病院 入局
平成08年 旭川赤十字病院 入局
平成10年 大塚美容形成外科 入局

美容形成外科歴 30年

所属学会・団体
国際形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本形成外科学会専門医
皮膚腫瘍外科指導専門医
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