札幌院院長Dr.武田のブログ

恐ろしい紫外線 その後

8月の中旬、紫外線の影響で弱り切ってシミだらけになった私の顔に、Qスイッチ付きルビーレーザーを照射しました。

https://www.otsuka-biyo.co.jp/blog_sapporo/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/1418/

で、その後、更なるチャレンジに挑んだ私。

ランニングを趣味の一つとし、月間約100kmを走行してますが、レーザー照射後、全く遮光せず生活したらどうなるのか? でこうなりました。
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二段目が一週目までの経過。

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三段目が2ヶ月目。

脂漏性角化症の厚いシミは、姿を消しレーザー照射の名残が、かすか残ります。

私は患者様にレーザーを照射する際、次のことを必ず説明します。

1 一週間で薄皮が剥けてシミは消失します。

2 2週間から一ヶ月後に、レーザー照射の刺激による皮膚の着色、炎症後色素沈着が起きます。

3 その炎症後色素沈着は、大体3ヶ月で消失します。

全く遮光しないで外をランニングしていても、自分の説明と大差なく経過していくことがわかりました。

ちなみに、がっちり遮光してハイドロキノンという発色抑制軟膏を併用した当院の女性スタッフ。全く炎症後色素沈着も起こさず、1ヶ月で綺麗な皮膚に戻りました。

その女性は20代、私は50代と年齢面での差があるため、一概に比較は出来ませんが、50代のおじさんが、全く遮光せずに外を走り回ってレーザー治療しても、そこそこの結果が得られることはわかりました。

あと一ヶ月後に、もう一度写真を撮影して、皆様に経過報告出来ればと考えています。

【Qスイッチルビーレーザーによるリスク】
炎症性色素沈着、シミの再発

【Qスイッチルビーレーザーによる副作用】
1.かさぶた
レーザーで治療した部位はかさぶたとなります。1週間ほどで自然になくなります。
2.レーザー後の赤み
レーザーで治療した部分は赤くなります。赤みは2週間程度で薄くなります。

【炎症性色素沈着に対する予防】
炎症性色素沈着を予防する目的で同時にハイドロキノンとアスコルビン酸による軟こう治療を併用することもあります。

【再発のリスクに対して】
シミの大きな原因は紫外線です。治療後は紫外線から肌を守ることが重要です。当院では肌に優しいUVクリームや内服による紫外線予防剤を用意しております。

【料金(税別)】
5照射…¥10,000~

▼Qスイッチルビーレーザー https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/skin/laser/

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※記事の内容・金額については掲載当時のものになります。施術の詳細については各院までお問合せください。

著者紹介

札幌院院長札幌院

武田 昇Noboru Takeda M.D.

札幌院院長 武田 昇 大塚美容外科 札幌院 ドクター武田ブログ
略歴
1990年 札幌医科大学 卒業
1990年 札幌医科大学附属病院皮膚科形成外科 入局
1993年 札幌形成外科病院 入局
1996年 旭川赤十字病院 入局
1998年 大塚美容形成外科 入局

美容形成外科歴 32年

所属学会・団体
国際形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本形成外科学会専門医
皮膚腫瘍外科指導専門医
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