気象庁のホームページからお借りした、紫外線量に関するデーターです。 6月から8月にかけて、年間で一番、紫外線量の多い季節となります。
皮膚、形成外科、美容外科に長年携わる身で考えると、時々、「あれ、うーん」と考え込んでしまうことがあります。
それは、「日焼け」,と言う言葉について。
ご存知の様に、地上に届き我々が浴びる紫外線は二つ、長波のAと中波のBがあります。 英語では、サンバーンと呼ばれる水泡を皮膚に形成し赤くなる状態と、サンターンと呼ばれる少し時間が経過してから皮膚が水泡を形成せず黒くなる状態と二つの言葉があります。
そして主としてサンバーンを引き起こすのがB波、サンターンがA波と言われています。 しかしながら、日本語で言う、「日焼け」には、その両方の意味が含まれている様に思います。
焼ける、と言う言葉には破壊的な意味合いが含まれているのでどうかな、とは思いますが、長年使い慣れた言葉でもあり、英語で言うサンターンを「日焼け」、サンバーンを「火傷」、と言うのが適切ではないかと考え、このブログではそれを前提として進めていきます。
サンバーン火傷は完全無比な悪、サンターン日焼けは程々にと言う比較的、紫外線に対し寛容なハワイ大好き人間の立場から次回、紫外線とのおつきあいの仕方をお話ししてみたいと思います。
3月、家族旅行でのワンショット。 美しい風景と適度のサンターンは、素晴らしい健康法だと思います。


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