バストのお悩みについてはバストそのものの大きさや形だけでなく、乳首のサイズや黒ずみなど、乳首に関するご相談も頂いております。
例えば、乳首が陥没している「陥没乳首」は、見た目のビジュアル面だけでなく、授乳の際にスムーズに授乳ができなかったり、乳頭炎等のトラブルの原因になることもあります。陥没乳頭修正術は、術後も授乳が可能ですので、陥没乳首でお悩みでしたら、まずは一度当院の医師の診察を受けてみることをお勧めします。
また、黒ずんだ乳首の場合、ハイドロキノンとトレチノインを塗るという手軽な方法で、薄い色にすることができます。ハイドロキノンは美容皮膚科の美肌治療でも使われる一般的な塗り薬です。
乳首の大きさは、先天性のものもありますが、授乳の際に赤ちゃんがくわえやすいように乳頭が大きくなり、その後も戻らなくなってしまう例もあります。このような場合は乳頭を小さくする乳頭縮小術によってバランスのよいサイズに調整することが可能です。
なお乳頭縮小術にはいくつかの方法があります。
乳首の先端が膨らんでいる場合には先端の皮膚をカットしてサイズを小さくして縫う方法、乳首が長い場合には乳首の根元の部分をカットして縫い合わせる方法で施術を行っています。
乳頭縮小術は、術後も授乳への影響はありません。また感触等にも違いはありません。
乳首が出っ張っておらず、乳房に入り込んでいる状態を陥没乳頭と言います。
通常、乳腺で作られた乳汁は、乳管を通って乳首の先から出ますが、陥没乳頭の場合は何らかの原因で乳管の周辺が縮んでしまい、乳頭の成長が止まって生じる現象です。
見た目や美容面の問題だけではなく、授乳の際に乳汁がうまく出ず、乳腺炎になる可能性もあります。また感染症や臭いの原因になることもあります。
乳首はメラニン色素が多いため通常の肌よりも濃い色をしています。色味には個人差がありますが、濃い茶色、薄茶色、赤みがかった薄茶色などがあります。黒ずみが気になる際には塗り薬によってメラニン色素を薄くすることが可能です。1日2回塗るだけのとても手軽な治療です。
通常の左右の乳房以外に存在する乳房を「副乳」と言います。副乳は退化しきれずに残ってしまったもので、生理的変化の一種なので通常は治療の必要はありません。ですが、大きくて目立つ副乳は審美的な面でのお悩みを持つ方も多く、すっきりと綺麗に除去することが可能です。
乳首の悩みで多いのは、授乳中に大きくなってしまい、その後にバストが小さく戻っても乳首の大きさは戻らずに大きいままの状態になっている、というケースです。
乳首の状態も長さが伸びている場合と直径が大きくなっている場合と、長さと直径の両方とも大きくなっている場合がありますので、それぞれの状態に合わせた手術方法で治療を行います。また、今後も授乳する可能性があれば乳管を傷つけない方法で治療を行います。
大塚美容形成外科では複数の豊胸手術を取り扱っています。ご希望の形や大きさ、また持続性等によってお薦めの術式を提案しております。それぞれの特徴や費用は以下の表を御覧下さい。
施術方法 | 内容 |
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ヒアルロン酸プチ豊胸 |
施術の特徴 リーズナブルな費用が人気です。1シーズンのみという使い方も可能です。
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豊胸手術(プロテーゼ挿入法) |
施術の特徴 2カップ以上大きくすることも可能です。
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ピュアグラフト |
施術の特徴 自然な柔らかさが特徴です。さらに脂肪吸引によるダイエット効果もあります。
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バッグ+ピュアグラフト |
施術の特徴 自然な柔らかさで2カップ以上大きくすることが可能です。
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帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容形成外科歴 19年