誰もが憧れる美人。正面から見て美人であるのは魅力的ですが、人は常に正面だけを見られるわけではありません。横顔の美しさも、美人の重要なポイントです。
あごが短いことで横顔のバランスに悩んでいる方も多いです。そこで今回は半永久的に横顔美人を叶える2つの整形術を紹介します。
目次
Eライン(イーライン)とは?
顔の美しさを決めるとき、各パーツの美しさも重要ですがそれ以上に美しさを決めるのが顔の輪郭。横顔も例外でなく、理想的なバランスのラインがあります。その理想ラインをEラインといいます。
Eラインとは鼻先からあごまで直線を引いた時に、口元がそのラインに触れない横顔のこと。つまり、口元がやや引っ込んだ状態が理想の横顔なのです。
美しいEラインはあごの長さを出すことで作ることができます。では、美しいあごを形成するための美容外科手術にはどのようなものがあるのでしょうか?
理想の横顔美人をつくる2つの整形方法
あごの長さを出す施術には、プロテーゼ挿入、オトガイ骨切り前方移動術の2つの方法があります。他にも、ヒアルロン酸注入といったプチ整形もありますが、ここでは効果の持続性が高い2つの施術を紹介します。
プロテーゼ挿入
プロテーゼとは、人工軟骨とも呼ばれる人体に馴染みのよい人工物です。このプロテーゼを下顎骨に入れる施術がプロテーゼ挿入です。
プロテーゼを挿入することで、半永久的に理想的なあごのラインをキープすることができます。プロテーゼ挿入は一人ひとりのフェイスラインに合わせることができるため、より自然なあごを形成できます。
施術は口の中から行うので傷跡が見えることはありません。また、ダウンタイムが約1週間と比較的手軽な施術でありながら半永久的な持続力を持つため人気があります。
オトガイ骨切り前方移動術
オトガイ骨切り前方移動術は下顎骨を切り、オトガイ部分をスライドさせてあごを強調させる施術です。
図のように下顎骨を切り、前へ水平にずらすことであごの長さを出します。そして、オトガイ部分をチタンプレートで固定してあごのラインを理想位置に近づけます。
移動する骨とともに、あごの筋肉も移動するのでより自然なあごを形成することができます。
この方法は自身の骨を使いますが、移動可能範囲は個人差があります。さらにあご部分の神経に対しても注意が必要です。そのため、事前に施術の効果や神経・骨の状態など綿密な検査を行います。
プロテーゼ挿入/オトガイ骨切り前方移動術の留意点
プロテーゼ挿入とオトガイ骨切り前方移動術にはそれぞれ留意点があります。
オトガイ骨切り前方移動術は1〜2日程度の入院が必要で、腫れが引くまではおよそ1週間かかります。そのため、長期休暇の際に施術を受ける人が多いです。一方、プロテーゼ挿入は入院不要なため、施術箇所以外の部分メイクは当日から可能です。
実際の手術時間は、プロテーゼ挿入が30分程度、オトガイ骨切り前方移動術が1時間程度です。
また、両手術は麻酔のかけ方が異なります。プロテーゼ挿入は局部麻酔ですが、オトガイ骨切り前方移動術では全身麻酔を使います。施術の際の痛みはどちらもありません。しかし局部麻酔を使うプロテーゼ挿入では麻酔の時にチクっとする痛みがあります。
どちらも切開を伴う施術、不安はカウンセリングで取り除きましょう
切開が必要な施術は入院期間や腫れ、傷跡など、心配や不安が尽きません。しかしカウンセリングで各施術のメリットやデメリットを知ることで、自分に合った施術を見つけたり、不安を軽減することができます。まだ施術すると決心できなくても、自身の不安を取り除くために一度カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
▼アゴの整形(オトガイ形成)―大塚美容形成外科
https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/outline/chin/