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切らないクマ取り治療とは
よく広告で「切らないクマ取り治療」というのを目にすると思います。
料金は6万円~40万くらいという設定です。
この最安値の治療法は脱脂のみを行う方法です。
脱脂とは目の下の膨らみ部分の脂肪を切除する方法です。
切開しないで魔法のように脂肪が出るわけではありません。
まぶたの裏側を「切開」して脂肪を取ります。見た目的には皮膚に傷が無いので「切らない」と表現されていますが、実際にはまぶたの裏側を切開しています。
20代で目の下の凹みが少なく、膨らみだけがある方ならばこの脱脂法だけでスッキリした印象になります。
30代以上のクマの治療「脱脂+脂肪注入」
30代以上では凹みも強くなってくるので脱脂だけ行うと疲れた印象が目立ってしまうケースもあります。
この場合は同時に脂肪注入を行います。
脂肪は太ももから取ることが多いです。
採取した脂肪をそのまま注入すると脂肪の生着率が悪いので、不純物を取り除く作業(遠心分離やピュアグラフト、コンデンスリッチなど)を行い、更に精製された脂肪を細かくする作業(マイクロファットやナノファット)を行ってからクマに注入していきます。
この脂肪を精製する作業に対して20万~40万くらいまでの料金が設定されています。
クマ治療における脂肪注入の脂肪の生着率について
脱脂法+脂肪注入の問題点は脂肪の生着率です。精製され小粒化された脂肪によって従来よりも生着率は高くなりましたが、そもそもクマに注入する量は0.5cc~1ccほどです。
クマの下の頬の部分には2~5ccほど注入するので吸収されたとしても、それなりの変化は残ります。
しかし、クマの部分は注入量が少ないので70%生着すれば理想的ですが50%となると元に戻ってしまうほどの変化となることもあります。
よって、この施術を受ける前には必ず「1回だけの治療ではなく2~3回の治療が必要となるケースがあります」という説明を受けます。
クマの治療で脱脂と脂肪注入をご検討されている方へ
脱脂と脂肪注入は比較的リスクは少ないですが、高額な治療の割には戻ってしまう可能性があることはご理解いただいた上で検討されるといいと思います。
クリニック側としては脱脂も脂肪注入も簡単な方法なので経験が少ない医師でも対応できリスクも少ないので広告しやすく、収益を上げやすいというメリットもあります。
手術の結果は個人差がありますので、満足できる人もいれば、そうでない人もいます。
メリットとデメリットを理解していただくための助けになればと考えております。
大塚美容のクマ治療「脱脂法」
▶大塚美容のクマ治療「下まぶたたるみ取り(脱脂法)」
▶大塚美容の脱脂法+自己脂肪注入(クマの治療)
脱脂法で下まぶたのたるみを取ると、目元が変わり若々しい印象になります。
「加齢による目の下のふくらみが目立つ」「目袋があり、老けて見られる」「クマがあって疲れているように見えてしまう」という悩みがある方におすすめの施術です。
大塚美容形成外科では、下まぶたたるみ取り(脱脂法)の施術について、経験豊富な医師がカウンセリング、さまざまな方法の中から患者様にあわせた施術方法をご提案しています。
目の下のたるみによるクマでお悩みの方は、まずは無料カウンセリングにお越しください。
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