埋没法の腫れはどのくらい続くの?
かわいい、キレイを決めるのはいつの時代もパッチリ大きな目。
腫れぼったい一重まぶたの場合、人相が悪いと指摘されたことがある人もいるでしょう。二重整形にはメスを使わない埋没法という、プチ整形と言われている施術もあるし、まずはやってみようと心に決めているものの、まぶたの腫れや周りの人に整形したって言われるのかなど、不安が出てくるものです。結論から言うと、埋没法でまったく腫れないということはありません。施術はまぶたの内側に針や糸を通すため、少なからず腫れやむくみが生じます。
腫れの程度は施術法や医師の技術、患者様の体質に左右されますが、大きな腫れはおよそ3日〜7日間、理想の二重になるのに1ヵ月程度かかります。すぐに腫れが引かないと不安になりますが、焦らずに待ちましょう。
埋没法はなぜ腫れてしまうの?
埋没法で腫れる原因は複数あります。麻酔や内出血、糸のかけ方や結ぶ強さなど様々です。他にも、施術を受ける患者様の体質であることもあります。たとえば、普段からアイプチをしていてかぶれなどを起こしている場合、アトピー性皮膚炎で炎症が起きている場合などです。
「十分なダウンタイムが取れない」「大きな腫れはなるべく避けたい」という方は、カウンセリング時に医師に相談して、腫れにくい方法を見つけましょう。
他にも、患者様の心がけで腫れを早く治すことができます。では、何を心がければよいのでしょうか?
埋没法の腫れは自力でも早く治せる
腫れを早く治すために患者様ができることは、実は施術前からあります。ここでは、患者様が実践できる腫れをできるだけ抑え、早く治す方法を術前・術中・術後にわけてお伝えします。
術前
二重の幅をよくばらない
二重の幅を大きく取り過ぎると、まぶたに負荷をかけることになり腫れが大きくなります。埋没法の腫れを抑えるには、あまり広く幅を取らず自然な二重を希望するとよいでしょう。
アイプチなどの使用をひかえ、まぶたの炎症を治す
埋没法を希望される方は、普段からアイプチやアイテープなどで二重にしている方が多いです。アイプチ等をしているとまぶたの炎症を引き起こし、術後の腫れに影響します。できれば炎症を治してから埋没法を受けると腫れを抑えることができます。
術中
まぶたの力を抜く
術中は麻酔を打つ時のチクッとした痛みや緊張などでついつい力が入りがちです。この時力を入れてしまうと、腫れや内出血が大きくなることがあります。大きく深呼吸をし、力を抜いて施術を受けましょう。
施術の最中は医師や看護師が、患者様がリラックスできるよう声かけしてくれます。
術後
まぶたを冷やす
術後の腫れを早く引かせるには、まずは患部をよく冷やしましょう。まぶただけでなく、まぶたの上やこめかみを冷やすと効果的です。
冷やす際は必ず保冷剤をタオルにくるんであててください。そのままあててしまうと、凍傷になるおそれがあります。
施術当日の熱いお湯での入浴、飲酒と刺激物の摂取をひかえる
飲酒や、唐辛子などの刺激物の摂取などは血行を良くします。すると、腫れや内出血の治りが悪くなってしまうので施術当日は極力ひかえましょう。
お風呂は熱いお湯ではなく軽くシャワーを浴びたり、ぬるま湯に浸かる程度が適切です。
術後1週間程度の激しい運動をひかえる
激しい運動は1週間程度ひかえたほうがよいでしょう。運動で血行がよくなると、腫れやむくみを引き起こしやすくなります。
また、施術当日と施術翌日は、針を通した際にできた穴がまだふさがっていません。その状態で汗をかくと、傷から雑菌が入り込み炎症を起こすことがあります。
手術の1週間後からはランニングなどの軽い運動をしても大丈夫です。もし、運動後に腫れや痛みが出てきたら、運動を中断して体を休めてください。
寝る時は頭を高くして、安静にする
朝、寝起きの鏡を見ると目がむくんで腫れぼったくなっていることはありませんか?埋没法の後はいつもよりまぶたがむくみやすい状態です。ですから、なるべく頭を心臓より高くして寝ると腫れやむくみが起きづらくなります。
腫れが引かなかったり、痛みが強い時は医師に相談を
埋没法に腫れはつきもの。全く腫れない埋没法はないと理解し、なるべく腫れを抑え、早く治すためには医師の技術だけでなく患者様の心がけも必要です。
しかし、中にはなかなか腫れが引かなかったり、痛みが強い方もいるかもしれません。もしそのような症状が現れた時は、すぐに医師に相談しましょう。
理想の二重で、明るく楽しい生活を送ってください。
▼埋没法―大塚美容形成外科
https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/eye/maibotsu/
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