切開法後は冷やすべき?不安になりやすいダウンタイムの過ごし方

二重切開法の施術後はまぶたが腫れているため、不安になる方も少なくありません。

「とりあえず冷やしているけどこれで合ってる?」「いつまで冷やしたらいいんだろう」など、施術を終えてからも疑問が尽きません。

そこで本記事では、不安になりやすい埋没法のダウンタイムを、どのように過ごすと良いか解説していきます。

切開法を受けた方も、これから受けようとしている方もぜひ参考にしてみてください。

 

 

切開法を受けた後は冷やした方がいいのか

手術直後はすぐに冷やした方が良いとされています。患部が熱を持っているため、冷やすことにより血管が収縮し、腫れを抑えられるからです。しかし、いつまでも冷やし続けることが良いこととは言えません。

理由は、血液の循環が悪くなり、治りが遅くなるためです。

そのため、手術直後から3日間程度は冷やし、その後は患部が熱を持っているようであれば冷やす、熱を帯びていないようであれば安静にしておく、といったように状態を観察しながら対処するようにしましょう。

 

 

冷やし方にも注意が必要!

冷やすことが効果的とはいえ、直接保冷剤を当てたり長時間冷やし続けたりすることは控えましょう。

凍傷や血行障害を起こす危険性があります。

保冷剤であればハンカチやタオルで包み、まぶた周辺に軽く押し当てて冷やしすぎないようにします。

また、1回あたり5分~10分程度、まぶたが熱を持っているタイミングに行うと効果的です。

 

 

冷えピタで冷やすのは問題ない?

冷えピタのような冷却ジェルシートは、水分が蒸発する気化熱を利用して温度を少し下げてくれるに過ぎません。

風を当て続けているのと同じような効果と言えるでしょう。

また、冷えピタには「目の周囲、粘膜、及び皮膚異常(傷口、火傷など)のある部位には使用しないでください」といった注意書きがあります。

そのため、保冷剤の代用として冷えピタを使用するのは控えた方が良いでしょう。

 

 

冷やす以外に注意すること

日常生活の中には、腫れを促進してしまう行動があります。

どのような行動に注意すべきなのかを知り、腫れを少しでも早く抑えられるようにしましょう。

 

下を向いたり横になったりすることをできる限り避ける

携帯の操作や本を読むなど、下を向く姿勢を長時間とっているとまぶたに血が溜まりやすくなり、腫れの悪化に繋がります。

そのため、術後1週間程度は意識的に下を向く時間を減らすよう心掛けましょう。

また、横になる姿勢も注意が必要です。

就寝中はどうしても長時間横になり、腫れや内出血が起きやすいので、朝起きたら5〜10分程度まぶたを優しく冷やしてあげると良いでしょう。

 

血行をよくしすぎない

入浴や飲酒によって血行が良くなりすぎるとまぶたが腫れやすくなります。

そのため、術後1週間程度はシャワーにして、飲酒は控えるのが良いでしょう。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ダウンタイムの過ごし方を知り、切開法を受けた方・これから受ける方の不安が少しでも和らいだのであれば幸いです。

しかし、いくらまぶたを冷やしたからといって、すぐに腫れが引くわけではありません。

腫れている状態でどうしても人に会わなければいけないといった場合は、腫れを隠す・誤魔化すのも有効です。

 



大塚美容形成外科・歯科は、専門医や資格を保有した技術力の高い医師が在籍。
安全で質の高い美容医療を患者様にご提供いたします。

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記事監修医師紹介

大塚美容形成外科 総院長
大塚院院長
大塚院金沢院京都院銀座院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士
大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ 大塚美容外科 石井 秀典医学博士 インスタグラム
略歴
2000年 帝京大学医学部 卒業
2000年 帝京大学医学部形成外科 入局
2005年 杏林大学病院 形成外科 入局
2006年 大塚美容形成外科 入局
2006年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容外科・形成外科歴 23年