局部か全身か 美容整形で使われる麻酔の種類

美容整形全般

shutterstock_334372043美容整形で気になるのが施術の際の痛み。整形する箇所や種類によっても異なりますが、多かれ少なかれ痛みは発生します。しかしながらそんな痛みを感じずに、もしくは極力痛みを抑えてくれるのが麻酔です。

美容整形といえば局所麻酔を使用するイメージを持つ方もいますが、実際には複数の種類の麻酔が使われています。今回は、美容整形で使われる麻酔の種類やリスク、クリニックが行っている安全施策について紹介します。

美容整形で使われる麻酔の種類

shutterstock_151340177麻酔クリーム・麻酔テープ

塗布した部分の痛みを感じにくくするのが麻酔クリームです。主にヒアルロン酸注射レーザーによる治療、局所麻酔の前段階で使用します。麻酔テープは注射等をする部位に貼ってしばらく経つと、表面に麻酔の効果が生まれます。

塗ったり貼ったりするだけなので麻酔の際の痛みはありませんが、効き目は弱く、持続時間も短いです。その分短時間で通常の感覚に戻るというメリットもあります。

局所麻酔

美容整形で最も用いられる麻酔です。比較的小さな箇所を手術する際に行い、麻酔を注射した箇所の周辺のみ痛みを感じなくなります。

眠ることはなく意識はしっかりしているため、手術中に仕上がりを確認できます。施術部位のみの麻酔なので体への負担も全身麻酔と比べて少なく済みます

しかし意識があるゆえのデメリットも。手術中の音や記憶がストレスとなってしまうことがあります。こうした不安やストレスを軽減するため、笑気麻酔といったガス状の麻酔を用意しているクリニックもあります。

個人差はありますが、笑気麻酔を嗅ぐとリラックス状態になり、不安やストレスが軽減されます。ですが鎮痛効果は無いため大塚美容整形外科では笑気麻酔は取り扱っていません。

最後に、局所麻酔では安全のために一回の麻酔の投与に制限があります。よって、制限以上の麻酔が必要な場合は、静脈麻酔全身麻酔を併用します。

静脈麻酔

痛みを取り除く鎮痛剤と眠くなる鎮静剤を点滴で投与して、全身をリラックスした状態にする麻酔です。手術への緊張や恐怖、不安が強い時に行います。手術中はほぼ眠っている状態に近く痛みは感じません。

術後はすぐに目が覚めるので仕上がりを確認することができます。

全身麻酔

広範囲に及ぶ手術や眠っている間に手術を終えたい時に用いる麻酔です。麻酔作用のあるガスを吸って完全に眠っている状態になるため、痛みを感じることはありません。

しかし全身に効く強い麻酔がかかるわけですから安全性に疑問を持ったり不安になるのは仕方ありません。ですが、医学的には麻酔の中で全身麻酔が一番安心とされています。

全身麻酔は麻酔科専門医によって徹底した管理を行っています。まれに体質により麻酔を使えないこともありますが、カウンセリング時によく相談してみてください。

全身麻酔を行った場合は、術後の体の負担を軽くするために最低一泊の入院をします。全身に効く強い麻酔ですので、通常の感覚に戻り、めまいや頭痛などの合併症が見られないことを確認してから退院していただきます。

クリニックが行っている麻酔のリスクを軽減する方法

shutterstock_339955754ここまで様々な麻酔の種類について紹介しました。しかし麻酔が施術に必要なものとわかってはいても、リスクやデメリットに目が行きがちになってしまいますよね。

クリニックでは、そうしたリスクやデメリットを限りなく小さくしようと様々な工夫がなされています。ここからは、大塚美容形成外科が行っている工夫を紹介します。

麻酔科専門医による術中の麻酔管理

麻酔は痛みを和らげたりなくすためにとても有効な手段である一方、使い方を誤れば大変なリスクを持ち合わせています。患者様の体調や体質に合わせて適切な量、適切な方法で麻酔を投与するには、専門的な知識と技術、経験が必要です。

大塚美容形成外科では執刀する医師とは別に、麻酔に関しては日本麻酔学会認定の麻酔科専門医が管理して手術を行います。局所麻酔の場合麻酔専門医ではない医師が担当する場合もありますが、きちんと管理されるので安心です。

厚生労働省から正式に認可を得た入院設備

全身麻酔は体の負担が大きく、体を休めるため最低一泊の入院を推奨しています。したがって、入院設備を備えたクリニックでなければ手術を行うことはできません。大塚美容形成外科では入院設備を保有しているため、術後のケアも万全です。

全身麻酔でも手術が短時間であれば、日帰りで帰ることもできます。しかしできれば、体のことを考え入院したほうがよいでしょう。

麻酔のメリットとデメリットをよく知り、安心して整形手術を受けましょう

麻酔は痛みを和らげてくれる便利なものである反面、適切な使い方をしないと危険が及ぶ場合があります。自身の希望する整形手術や体質に合わせて、専門医ときちんと話し合い、メリットとデメリットを確認しておくことが大切です。

ごくまれに、麻酔に含まれる安定剤などでアレルギーを起こす方がいます。そういったアレルギーが不安であれば、一度医師に相談してアレルギー検査で確認するなどの対処をするとよいでしょう。

▼大塚美容形成外科で使用する麻酔について―大塚美容形成外科
https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/anesthesia/

監修医情報
大塚美容形成外科・歯科 総院長 石井秀典

大塚美容形成外科・歯科 総院長
石井秀典(いしいひでのり)

経歴
2000年 帝京大学医学部 卒業/2000年
帝京大学医学部形成外科 入局
2005年 杏林大学病院 形成外科 入局
2006年 大塚美容形成外科 入局
2006年 医学博士号 学位取得
2022年 大塚美容形成外科 総院長就任
帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
資格・取得専門医
医学博士
日本形成外科学会専門医
日本美容外科学会専門医(JSAPS認定)
アラガン社ファカルティ(ボトックス・ヒアルロン酸注入指導医)
所属学会・団体
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本形成外科学会会員
国際形成外科学会会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
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