二重整形と眼瞼下垂手術って何が違うの?比較しながら徹底解説!

二重整形は文字通り二重を作るための施術です。そして眼瞼下垂手術は垂れ下がったまぶたを引き上げるための施術として知られています。

まぶたに対して行う施術ということは共通しているのですが、その内容や目的はそれぞれ異なっています。

今回はそんな混同しがちな二重整形と眼瞼下垂の違いや、同時に受けることができるかなど、さまざまな疑問に答えていくのでぜひチェックしてみてください。

 

 

眼瞼下垂とは

眼瞼下垂は目を開けてもまぶたが完全に上がらず、瞳にかぶってしまう状態を指します。

その原因はまぶたとそれを引き上げるための筋肉とをつなぐ腱が剥がれたり弱くなったりすることだと考えられています。

基本的には加齢によって引き起こされるケースが多く、目を擦る癖やハードコンタクトを付ける習慣など目に負担をかけていると進行しやすい傾向があります。

 

 

眼瞼下垂によって引き起こされる症状

目が小さく見える、眠たそうに見えるなどの外見上の問題だけでなく、まぶたで遮られて視野が狭くなる、顔を上げてものを見なくてはならないので肩こりや頭痛を引き起こすなど、生活に支障をきたす恐れがあります。

また、無理にまぶたを開こうとするため、額にシワができる原因にもなります。

眼瞼下垂が進行すると、より高度な治療や医師の技術力が必要になり、リスクが伴います。

そのため、眼瞼下垂の症状を感じた場合は早めに治療もしくは相談することをおすすめします。

 

こんな方は要注意!

  • 昔よりも目が小さくなった
  • まぶたが垂れ下がって視界が遮られている
  • 上を見ると額にシワが寄る
  • まぶたが重く、開きにくい
  • 肩こりや頭痛がする
  • 目を大きく開こうとしてもできない

上記ような症状が当てはまる場合は、眼瞼下垂の可能性があります。

早めの治療を検討することがおすすめです。

 

二重整形と眼瞼下垂手術の違い

施術方法の違い

二重整形の施術

二重整形とは外科的な手術によって二重のラインを作る施術です。一般的には切開法と埋没法の2種類が存在します。

切開法はメスによって希望する二重のライン上に切り込みをいれることで二重を形成する方法です。後戻りしにくく、デザインの自由度も高いことが特徴としてあげられます。

その代わりに、まぶたにメスを入れるため身体への負担が大きく、きれいな二重が定着するまである程度の時間が必要になります。

埋没法は医療用の糸と針によって瞼の内側を縫い止めることで二重を作る方法です。ほとんど切らずに二重を作ることができるため身体への負担が短く、腫れや内出血などの症状もおさえられます。

ただし、糸が切れたり緩んだりすると二重のラインも取れてしまうため、効果に限りがあるということは覚えておきましょう。

 

眼瞼下垂の施術

眼瞼下垂は上でも述べたようにまぶたと筋肉のつながりが弱くなっていることが原因となります。

そのため眼瞼下垂の施術ではまぶたのライン上に沿って切開を行い、眼瞼挙筋腱膜と呼ばれる筋肉を短縮しつつまぶたに縫い付けることでしっかりと引き上げられる状態に戻します。

基本的には切開を行う施術で、保険適用もされるのですが、クリニックによっては埋没法と同じように医療用の糸と針を用いた施術を行っているところもあります。

その場合は瞼の裏から眼瞼挙筋腱膜とまぶたを縫い止めていきます。こちらの場合は保険診療ではなく自由診療という形になるため治療費は高額になりがちです。

以上を総括すると二重整形は「キレイな目を作るための施術」で眼瞼下垂はデザインよりも目をちゃんと開けるようにする、つまり「機能面を回復するための施術」と言えるでしょう。

 

料金の違い

二重整形の料金

施術方法やクリニックにより異なりますが、切開法より埋没法の方が安いことがほとんどです。

埋没法の費用目安は5〜20万円程度。

1点留め・2点留めなど、縫い留めの数が増えることによって糸の取れにくさが増し、料金も上がる傾向にあります。

一方、切開法の費用は10〜60万円程度が目安です。

切開の範囲が広かったり、まぶたの脂肪を取ったりと治療の複雑さが増す場合に費用が上がる可能性があります。

 

眼瞼下垂の料金

眼瞼下垂は保険が適用できる場合は1割負担で15,000~30,000円程度、3割負担で45,000~80,000円程度が相場と言われています。

埋没法による切らない眼瞼下垂手術をする場合は保険適用にならないため150,000~30,000円程度が必要です。

また、見た目を重視して眼瞼下垂手術を行う場合は自由診療となるため400,000円以上が必要となるケースもあります。

 

 

二重整形と眼瞼下垂手術は同時にできる?

二重整形と眼瞼下垂手術の両立は可能です。クリニックによっては2つをセットにして提供しているようなところもあります。

ただし注意しなければならないのは、二重整形と組み合わせる場合はたいてい自由診療扱いとなり保険が効かなくなることです。そのため、保険適用で眼瞼下垂のみを行う場合に比べると費用が高くなります。

 

信頼のおける医師やクリニック選びが重要!

基本的に美容クリニックで行う眼瞼下垂の治療方法に大きな違いはありません。

しかし、手術の方法が同じだとしても、医師の力量次第で結果は変わってきます。

そのため、信頼のおけるクリニックや医師を選ぶようにしましょう。

大塚美容形成外科は、45年以上の歴史を誇る美容クリニックです。

眼瞼下垂の手術で切開を伴う場合、傷跡が目立たないように切開線のデザインや皮膚切除量を調節して手術を行っています。

また、カウンセリング相談などのサービスを用意しているため、気軽にご相談ください。

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大塚美容形成外科・歯科は、専門医や資格を保有した技術力の高い医師が在籍。
安全で質の高い美容医療を患者様にご提供いたします。

また、当院では納得した治療を受けていただくために医師によるカウンセリングを行っております。


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記事監修医師紹介

大塚美容形成外科 総院長
大塚院院長
大塚院金沢院京都院銀座院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士
大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ 大塚美容外科 石井 秀典医学博士 インスタグラム
略歴
2000年 帝京大学医学部 卒業
2000年 帝京大学医学部形成外科 入局
2005年 杏林大学病院 形成外科 入局
2006年 大塚美容形成外科 入局
2006年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容外科・形成外科歴 23年