垂れたまぶたを元に戻し目力をアップ
加齢などにより上まぶたの筋力が落ちて筋肉が伸びきり、まぶたが力なく下がっている状態を、眼瞼下垂(がんけんかすい)といいます。以前は二重だったのに、たるんだまぶたのせいで一重になってしまったり、眠たそうな目になってしまいます。
眼瞼下垂は加齢以外にも、まぶたへ刺激を与え続けたり、パソコンなど目に集中することが多い人、また逆さまつ毛の人などにも多いです。このような場合は眼瞼挙筋短縮法という手術を行います。
保険診療との違い
眼瞼下垂の手術は保健医療でも行っておりますが、この場合は保険適用となるため機能が重視され、デザインや見た目という点は二の次です。
当院では、保険医療で眼瞼下垂の手術を行ってきた医師が、さらにデザインなど美容面も重視して手術を行います。
眼瞼挙筋短縮法(眼瞼下垂の手術)の施術プロセス
眼瞼挙筋短縮法(眼瞼下垂の手術)
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- 施術詳細(リスクと副作用)
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手術名
眼瞼下垂術
術式
挙筋腱膜短縮術
費用
眼瞼下垂術
片目…¥350,000
両目…¥500,000
リスク
感染症、皮下出血、後戻り、左右差、傷跡、ドライアイ
副作用
1.術後の腫脹
大きな腫れは4~5日程度、小さな腫れは1~2か月程度あります。
2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
3.傷跡
傷跡は術後1~2か月程度赤くなります。
4.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。
リスクと副作用に対する予防
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫脹を軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。
傷跡に対する予防
眼瞼下垂の手術後には切開した傷があります。当院では傷跡が目立たないように切開線のデザインや皮膚切除量を調節して手術を行っています。傷跡はステロイド含有軟こうを短期間使用することで赤みを抑えることができます。また、術後は紫外線ケアをすることで術後の色素沈着を抑えることができます。
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ドクターコメント
大塚院院長
石井 秀典 医学博士
20代の男性モニターさんです。ぱっちりとした二重にしたいとご来院いただきました。現在の状態は一重まぶたですが、目はしっかりと開いています。しかし、シミュレーションで二重にすると目の開きは悪くなってしまい、眠たそうな目つきになります。この状態だと埋没法で二重にすることができません。
術前は二重のラインがうっすらありますが、力を入れて目を開いても一定以上は開かない状態でした。術後1ヶ月後には、腫れの引き方に個人差はありますがまだ小さな腫れは残っています。しかし、意識しなくても目は大きく開くようになりました。3ヶ月後には小さな腫れもひき、しっかりとした二重のラインになりました。
両目を一緒に手術しても目は見えますか?
眼球の手術ではないので、「目が見えなくなる」「視力が悪くなる」といったことはありません。
傷跡が残りませんか?
傷は二重のライン上になるので、目の開いた状態では見えません。目を閉じると傷は見えますが、1ヶ月ほどで自然な線になります。