眉毛下切開法(眉下リフト)は、加齢等の原因でたるんでしまった上まぶたを、自然に若々しい印象に改善する施術方法です。
上まぶたのたるみにより、目元の印象が老けて見える方だけでなく、加齢により二重まぶたのラインが狭くなってきてしまった方や、上まぶたの腫れぼったさが気になる方にもお勧めです。
施術時間は約60分、眉毛の下のラインに沿って切開するので、傷跡はほとんど目立ちません。
眉毛下切開法(眉下リフト)の施術プロセス一般的な切開方法では、切開の傷が眉毛の毛根にダメージを与えてしまい、眉毛が生えなくなってしまうケースがあります。また、医学用語でドッグ・イヤー(Dog-ear)と呼ばれる、切除した両端の皮膚が余って山状に持ち上がってくる現象が起こる可能性も考えられます。
当院ではこういった症状を避けるため、切開する際の縦横の比率や縫合の仕方に気を配り、余分なシワが出ず、しかも眉毛にダメージを与えない毛包斜切断法という方法で切開を行います。
毛包斜切断法の詳細上まぶたのタルミを除去する簡単な方法は二重の拡大です。二重を広げることにより、被さったタルミが無くなります。しかし、二重を広げ過ぎてしまうと不自然な状態となるためお勧めしません。そのような場合には眉毛下切開を行うことにより自然にタルミを取ることができます。
実際には目を開く力(開瞼機能)や皮膚のあまり具合、皮膚の厚みを診察させて頂き、どの方法が適しているかを決めていきます。
当院ではより自然な仕上がりで負担の少ない方法でタルミを解消できるように心掛けています。
大塚美容形成外科では、施術の際に毛包斜切断法という切開方法で、眉毛の下のラインに沿って、眉毛の中から下側に向かって切開します。
この切開方法だと傷跡からも眉毛が生えてくる上に、傷跡が眉毛に隠れますので、切開後の傷跡がほとんど目立ちません。
毛包斜切断法は傷の周辺部分である創縁(そうえん)をきちんと合わせることが大切ですが、この方法には熟練の技術を要します。大塚美容形成外科では、美しい仕上がりのために豊富な経験を持った医師が施術します。
大塚美容形成外科では、眉毛を残したまま施術を行います。
一般的な切開方法ですと、傷跡部分に白色瘢痕(はくしょくはんこん)と呼ばれる「テカリ」のようなものが見られることがありますが、毛包斜切断法で切開を行うことにより眉毛を残すと、切開後の白色瘢痕(テカリ)を防ぐことができ、より自然な仕上がりになります。
上まぶたがたるんでくると、二重部分にたるんだ皮膚が被さることにより、二重のラインの幅が狭くなってしまうことがあります。
眉毛下切開では上まぶたのたるみを改善するだけでなく、狭くなった二重のラインを綺麗に整えて若々しい目もとに導くことが可能です。
施術時間 | 約60分 |
術後の腫れ | 傷跡が目立たなくなるまでには1ヶ月程度かかります。 |
施術の痛み | チクっとする程度 |
入院・通院 | 入院不要。手術時間は45分程度で、術後約1週間後に抜糸のための来院が必要です。 |
麻酔 | 点眼麻酔と局所麻酔 |
持続性 | 半永久 |
洗顔 | 抜糸翌日から可能です。 |
シャワー・入浴 | シャワーは手術翌日より可能ですが、顔にシャワーの湯水がかからないよう注意します。 入浴は抜糸翌日から可能です。 |
メイク | アイメイク・アイブロー(眉)メイク以外のメイクは手術当日から可能です。 |
コンタクトレンズ | 1週間後から可 |
施術名 | 場所 | 定価(税抜) |
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眉毛下切開法(眉下リフト) | 片目 | ¥280,000 |
両目 | ¥400,000 |
帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容形成外科歴 21年