顔のたるみ、切る?切らない?リフトアップを考えている人に

shutterstock_208505737

顔のたるみは年齢とともに出てくるものですが、たるみのせいで老けて見られるのは悲しいですよね。
そこで今回は、メスを入れずに手軽にリフトアップができるものから、効果が持続する本格的な施術まで、さまざまな顔のリフトアップ施術を紹介します。

切らずにリフトアップ!頬や顎のたるみに効く4つの施術

1. スキンブースター(ヒアルロン酸)

image1

ヒアルロン酸は、コラーゲンと同様に肌にハリを与え、潤いを保つ成分です。しかし年齢とともに生成は減少してしまい、肌のたるみやシワ、ほうれい線の原因に。

たるみ改善には以前からヒアルロン酸注入がありますが、スキンブースターで使用しているヒアルロン酸は従来のヒアルロン酸に比べ粒子が細かい点が特徴です。そのため仕上がりがキレイで、スムーズに皮膚の内部に注入することができます。

2. HIFU ウルトラセルQプラス


ハイフとは高密度焦点式超音波を意味する『High Intensity Focused Ultrasound 』の略でHIFUと呼ばれています。

ハイフによる施術は表皮にダメージを与えることなく、組織温度を65~75℃まで上昇させることで、コラーゲン再生を促します。これにより施術直後からリフトアップや肌の引き締め効果を実感頂けます。
効果は施術後2~3か月をピークに高いリフトアップ効果があり、個人差はありますがその後半年~1年程効果をご実感頂けます。
また、ほとんどダウンタイムはなく、施術直後からメイクをすることも可能です。

ウルトラセルQプラスは照射部分のヘッドカートリッジを変えることができ、お悩みごとの症状にあわせて施術が可能です。
4種類のリフトアップカートリッジ(1.5㎜・2.0㎜・3.0㎜・4.5㎜)と2種類のリニアカートリッジ(リニア4.5・リニア6.5)を使用しているため、より高い効果につなげる事が出来ます。

3. スピーディミントリフト(糸リフト)

image3

スピーディミントリフトは、トゲのついた特殊な糸によってリフトアップ効果を図る施術です。頬側の糸を表皮から貫通させないので肌に赤みや傷が残りません。また、針を刺す箇所が少なく済むので傷や感染症のリスクも少なく、より安全に施術を行えます。

片側の頬につき2~5本程度の糸を挿入し顔のたるみを改善するほか、あご、眉の下などのたるみ改善にも向いています。肌への負担が少ないため、ダウンタイムもほとんどありません。効果は1年程度持続します。

4. テスリフト(糸リフト)

テスリフトは、網目状の3Dメッシュとバーブ(とげ)が一緒になった特殊な糸を使うことによって切らずに頬や輪郭のたるみを改善するスレッドリフト(糸リフト)です。

手術を伴わないためダウンタイムもほぼなく、リフトアップの持続効果が高いことが特徴です。

またテスリフトに使用しているPDO素材(医療用の体内で溶ける素材)は脂肪を委縮させる効果があるため、脂肪が引き締まりさらに小顔効果も期待できます。

長期効果を狙うなら……切開が必要な4つの施術

1. フルフェイスリフト

image7

フルフェイスリフトは、耳の周囲を切開し、SMASという耳下腺の表面にある膜と、首からつながる広頸筋を引き上げる手術です。引き上げにより皮膚が余るため、余った皮膚は丁寧に切除して縫合します。たるみ改善治療の中では最も高い効果を得られ、効果の持続は10年程度と長い点が特徴です。しかし切開手術のため、ダウンタイムは2~4週間と長くなります。

手術は全身麻酔で4時間ほど。術後は2~3日の入院が必要なので、気軽には受けられない施術ですが、たるみ改善手術の中では世界的に見ても最も一般的な方法です。

2. フェイスリフト

image8

日本人の骨格に合わせて開発されたオリジナルのフェイスリフト法です。顏の下の3分の1をリフトアップさせたいときにおすすめの施術です。この方法の最大の特徴は、切開法でありながらダウンタイムが短い点です。

通常のフェイスリフトと同じくSMAS膜を引き上げるので、たるみを改善することも可能で、効果持続期間も5~10年と長いことがメリットです。デメリットは治療範囲が狭い点です。あごから首にかけての範囲となりますが、あごのたるみを改善したい方には最適な施術です。

3. 内視鏡ブローリフト

image10

おでこの横じわが気になる、下がっている眉毛を改善したい、老け顔が気になる、左右の眉の位置を上げたいという方に向いているのが額の内視鏡ブローリフトです。

毛髪内を5か所、それぞれ3cmほど切開して内視鏡を入れ、眉毛の下にある骨膜を切開することによって、額の皮膚が引きあがり若返り効果が出ます。また、眉毛がリフトアップされるので、まぶたも開きやすくなります。

施術は全身麻酔をし、内視鏡を挿入してモニターを見ながら行います。腫れは比較的少なく、ダウンタイムは3~4日程度です。

4. こめかみリフト

image11

目尻のシワや目元のたるみを改善したい場合、切開はできるだけ最小限にとどめたい場合に向いている施術法がこめかみリフトです。施術はこめかみ部分の生え際を切開し目尻を引き上げます。

術後は多少つり目っぽくなりますが、それが気にならない方にはおすすめです。

手術時間は2時間ほどで局所麻酔で行うため、入院の必要はありません。生え際を切開しますが、ジグザグに切ることで傷痕は目立ちにくく、髪の毛で隠すこともできます。ダウンタイムは2~3日程度です。

美容整形で自信の持てるフェイスラインに

切らないたるみ改善治療から本格的な切開手術によるフェイスリフト方法まで、さまざまなリフトアップ方法を紹介しました。

小顔ローラーやマッサージ、引き締め効果のある化粧品などを駆使して改善を試みている方が多いでしょう。しかし効果が現れない、マッサージ等の継続が面倒な場合は、早くて確実な美容整形も一つの手です。

ダウンタイムも少なく、日帰りで受けられるものも多くありますので、カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

▼顔や頬のたるみ治療―大塚美容形成外科
https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/skin/slack/



大塚美容形成外科・歯科は、専門医や資格を保有した技術力の高い医師が在籍。
安全で質の高い美容医療を患者様にご提供いたします。

また、当院では納得した治療を受けていただくために医師によるカウンセリングを行っております。


大塚美容形成外科の
無料カウンセリングはこちら

記事監修医師紹介

大塚美容形成外科 総院長
大塚院院長
大塚院金沢院京都院銀座院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士
大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ 大塚美容外科 石井 秀典医学博士 インスタグラム
略歴
2000年 帝京大学医学部 卒業
2000年 帝京大学医学部形成外科 入局
2005年 杏林大学病院 形成外科 入局
2006年 大塚美容形成外科 入局
2006年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容外科・形成外科歴 23年