札幌院院長Dr.武田のブログ

紫外線と肌 3

紫外線には、長波のAと中波のBがあるのを前回お話ししました。

その紫外線を浴びると、皮膚の表皮と呼ばれる最も外側の部分の基底層に存在するメラノサイトと言う、メラニン、黒い色素を形成する部分が活性化し日焼け、サンターンと言う現象が起きます。

何の事は無い、皮膚が黒くなると言うことです。

ここで大事なのは、「自分の肌は如何なる性質を持つのか」、を知ることです。

当院でも、色白で、だけど日焼けが好きで、始終シミと戦いレーザーを当てている医師がおります。

私に関しては、年から年中、紫外線浴び放題。

でも、シミは僅かしかなく、治療の対象外。

紫外線に気を付けろ、と言っても人により千差万別なのです。

紫外線に対する耐性で、大きく三つの肌質に分けることが可能です。

1 太陽の光を浴びるとすぐ赤くなり、場合によっては水泡形成、数日後、黒くならず終わる人。

2 しばらくして赤くなり、数日後、黒くなる人。

3 赤くならず、即、黒くなる人。

お分かりだと思いますが、始終シミの治療をしている医師は、1の肌タイプ。

私は、3の肌タイプと言うことになります。

自分の肌タイプを理解する。

これから、肌の管理はスタートします。

次回、よく聞く、spf,paと言った用語。

それにまつわる、サンケア商品の上手な使用法についてお話ししてみたいと思います。

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自宅の庭のメアリーローズ。

札幌もバラの季節が到来しています。

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※記事の内容・金額については掲載当時のものになります。施術の詳細については各院までお問合せください。

著者紹介

札幌院院長札幌院

武田 昇Noboru Takeda M.D.

札幌院院長 武田 昇 大塚美容外科 札幌院 ドクター武田ブログ
略歴
1990年 札幌医科大学 卒業
1990年 札幌医科大学附属病院皮膚科形成外科 入局
1993年 札幌形成外科病院 入局
1996年 旭川赤十字病院 入局
1998年 大塚美容形成外科 入局

美容形成外科歴 32年

所属学会・団体
国際形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本形成外科学会専門医
皮膚腫瘍外科指導専門医
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