以前、アートメークについて、お話しさせていただきました。
何故か今年、相次いでアートメークを営利目的で施術した方が、医師法違反の疑いで摘発されています。
実際に施術を行った人以外に、実際に器具や色素を販売した業者にも捜査の手が伸びているやに聞きます。
以前もお話しさせて頂きましたが、わたしの基本的な考え方は、基礎的な衛生教育を受けた看護師、あるいは美容師にアートメークの国家資格を与えて、保健所の管理下に営業許可を得た上で行うのが望ましいであろう。
ただ、局所麻酔の注射が必要な患者様に関しては、医師が高い費用ではありますがご負担いただいて、施術させていただく。
ボディーのいわゆる彫り師の方に関しては、これ、何もコメントしません。
わたしは、龍の絵なんて描けないし、一生涯やる気もないので。
北海道放送(HBC)から取材を受けました。
今日は北海道新聞からも。
アートメーク、脱毛などの美容医療のグレーゾーンについて話し合い、記者さん達の反応は総じて、『難しい問題ですね』
報道機関も医療機関にとっても最も大切なのは利用者が不利益を受けないこと。
アートメークを施して欲しい患者様は私の所へとは、とてもじゃありませんが言えません。とにかく私の所は高いし、たくさん患者様に来ていただいても対応しきれません。
ただ、なんの衛生教育や解剖学、美容外科学の教育も受けていない人が行っている野放しの現状で良いとも思いません。
何らかの現状対応策が必要な時期が来ているのではないでしょうか。


※記事の内容・金額については掲載当時のものになります。施術の詳細については各院までお問合せください。