美容整形|大塚美容形成外科公式ブログ

院長Dr.石井の美容ブログ
東京・大塚を始めとする全国の大塚美容形成外科・歯科で沢山の患者様と日々対峙している院長・石井によるブログです。最近注目の施術や、院長の仕事について、またよくあるご相談・悩みなどを徒然にお伝えしていければと思います。
2019年08月08日(木)

埋没法で糸玉ができる原因!

埋没法の術後に
「まぶたを閉じるとポコッとした膨らみがあります」
「糸を入れたところが赤く腫れてきました」
「まぶたから膿が出てきました」
「糸が出てきました」

SNSや口コミ広場の相談室を見ていると、このような悩みがたくさん見られます。

これらの原因は皮下膿瘍です。
埋没法では糸を結んで皮膚の中に埋没させますが、その際に表皮(皮膚の表面)が糸と共に埋没されてしまうと膿瘍を作ってしまうことがあります。表皮には角質細胞があり新陳代謝で角質(皮膚のあか)がはがれていきますが、皮膚の中に入ってしまっても同じなので皮膚の中で垢が溜まってしまいます。この状態が「糸玉」です。そこに感染を起こすと赤く腫れてきたり、膿が出てきたり、糸が出てきたりします。

なぜ、糸を結ぶ際に皮膚がめくり込んでしまうかというと
埋没の糸は、皮膚の中に埋まるように糸を結びますが、その際に糸の結び目に皮膚が挟まってしまうことがあります。皮膚が挟まっても注意深く観察しないと分かりません。この状態で糸を切ってしまうと糸も埋没しますが、皮膚も埋没してしまいます。

糸の結び目に皮膚が挟まっています。このまま埋没させると糸玉になります。

糸を結ぶ際に皮膚が挟まってしまうことは防げないと思いますが、この写真のように糸の結び目を皮膚から離して確認することで挟まった皮膚と糸を離すことができます。

糸の結び目に皮膚が挟まっていません。こうすると糸玉になりません。

私は毎回この確認をしてから糸を切るようにして、糸玉ができないように工夫しています。

術前
術中確認時
術後2月の状態に近いです。
術後2か月
術後2か月
目を閉じている状態
術後2か月
強く目を閉じた状態でも皮膚の窪みはありません。

【フォーエバーブリリアント埋没法のリスク】
二重の消失、縫合糸膿瘍等の感染症、埋没した糸の透見(皮膚から透けて見える)、目の異物感、左右差等

【フォーエバーブリリアント埋没法の副作用】
.術後の腫脹
大きな腫れは4~5日程度、小さな腫れは2週間程度あります。
.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
.目の違和感
術後1週間程度は目が引っ張られる感じがあります。
.ドライアイ
術後は目の開きが大きくなるため眼球の乾燥感が出現する可能性があります。
.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。

【リスクと副作用に対する予防 】
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫脹を軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。左右差に対しては術前に十分なシミュレーションを行いご本人が納得した状態で施術を受けるように取り組んでいます。

【フォーエバーブリリアント料金(税抜)】
3点連結留め:片目¥90,000/両目¥150,000(保証期間5年)
4点連結留め:片目¥150,000/両目¥250,000(保証期間10年)

▼フォーエバーブリリアント埋没法/https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/eye/maibotsu/forever/


  にほんブログ村 美容ブログ 美容外科へ

著者紹介

大塚院院長大塚院金沢院京都院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士 大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ
略歴
平成12年 帝京大学医学部 卒業
平成12年 帝京大学医学部形成外科 入局
平成17年 杏林大学病院 形成外科 入局
平成18年 大塚美容形成外科 入局
平成18年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容形成外科歴 19年

所属学会・団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本美容外科学会専門医(日本美容外科学会(JSAPS)認定)
日本形成外科学会専門医
医学博士
モバイルPC